出版社内容情報
本書は、数や数学の歴史をたどるとともに、フェルマーの最終定理が属する「数論」の魅力と奥深さを紹介しています。そして、フェルマーの最終定理がどのような経緯で証明されたかを、数多くのエピソードをまじえながら解説しました。
内容説明
本書は、数や数学の歴史をたどるとともに、フェルマーの最終定理が属する「数論」の魅力と奥深さを紹介しています。そして、フェルマーの最終定理がどのような経緯で証明されたかを、数多くのエピソードをまじえながら解説しました。
目次
1章 数の誕生と拡がる数の世界
2章 数の歴史とその発展
3章 数の不思議なからくり
4章 数論の祖、フェルマー登場
5章 「最終定理」への挑戦
6章 「最終定理」攻略の道具
7章 解かれた「最終定理」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二戸・カルピンチョ
21
私が何についての感想を書けると言うのでしょう…ワイルズ頑張ったー!2018/04/20
Ayumi Katayama
19
先だって、Newtonの虚数の感想にたくさんのコメントをいただきました。あの時に私が書いた感想はこの本によるところが大きい(笑)。いや、カンニングというわけではないけど。読んだのは10年以上も前やし(^_^;)。フェルマーの最終定理の証明がテーマですが、数学の歴史から始まります。「フェルマーの最終定理」というのはそういうところにある。2020/10/25
りょうちん
5
ホリエモンに触発されて図書館で一番ハードルの低そうなのを選んだのが本書。「数の誕生、そこから始まるか」と思いつつ読み進めるうちに「へー!」が「ほー」に変わり「う~む」になり「はーっ?」、そして「…」沈黙が訪れた。本書の中盤にさしかかった頃には脳が活動をほぼ停止し、著者が美しいと語る数式はまったく理解できず、文字を読むことにひたすら終始した。算数は得意だったのに、中学から高校にかけて、数学について行けなず奈落の底にたたき落とされたあの頃のまるで再現ではないか!「博士の愛した数学」万歳!と叫びたい今日この頃。2014/07/16
barcarola
2
タイトルこそ「フェルマーの最終定理」ではあるが、内容はまさに雑学というべき数論全般。やっぱり数論・数学は面白いのである。2017/06/17
葉
2
数はどのようにして成り立ったかについてや数の定義についてガウスやピタゴラス、デデキント、オイラーなどの偉人のイラストやわかりやすい簡易的な図解で説明されている。複素平面やピタゴラスの定理の説明から始まり、完全数について書かれた後、フェルマーの最終定理として、有名な等式が書かれている。オイラー積からζ関数について書かれており、現代数学に繋がっている。雑学的部分が多いが、趣があり面白いと感じた。図解や雑学と銘打っている以上、理論的背景が少ないのは仕方ないかもしれない。2014/10/07
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