内容説明
悪性リンパ腫は、血液内科医、腫瘍内科医、放射線科医、病理医のいずれにとっても重要ではあるがわかりにくく治療選択に迷わされる疾患群であり、非専門家にとってはなおさらである。本書は、悪性リンパ腫患者の診療を専門としない若者医師を第一の読者対象として、悪性リンパ腫という疾患と治療選択に関する理解を深めて頂くことを目的とする。
目次
悪性リンパ腫とは何か―悪性リンパ腫の種類と分類
悪性リンパ腫はなぜ起きるのか
悪性リンパ腫の疫学
悪性リンパ腫と染色体や遺伝子の異常
悪性リンパ腫の診断に必要な検査、病期診断、治療効果判定法
悪性リンパ腫治療に使用される薬物
悪性リンパ腫の放射線治療
悪性リンパ腫の予後因子と治療選択
JCOGリンパ腫グループによる多施設共同臨床試験
臨床試験とインフォームド・コンセント〔ほか〕
著者等紹介
飛内賢正[トビナイケンセイ]
国立がんセンター中央病院第一領域外来部部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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