出版社内容情報
《内容》 小児形成外科疾患全体を網羅し，診療現場に常備されて適切な指針と助言を与えてくれるビジュアル解説書．
《目次》
総 論
１．先天性形態異常児をもつ家族への対応
２．先天性形態異常の遺伝と合併疾患への対応
３．小児皮膚の特殊性
４．傷を綺麗に治すための形成外科的工夫
各論1 治療法
１．形成外科の麻酔
２．皮膚表面外科
３．形成外科的皮膚縫合法
４．その他手術手技１（植皮，皮弁，ティシューエキスパンジョン）
５．その他手術手技２（骨・軟骨移植,骨延長治療など）
６．培養組織，再生医学
７．手術シミュレーション
各論２ 形態異常
１．顔面
Ａ． 口唇口蓋裂
Ｂ．頭蓋・顔面骨
Ｃ．眼瞼
Ｄ．鼻
Ｅ．耳
Ｆ．その他
２．体幹
Ａ．頸部
Ｂ．胸部
Ｃ．臍
Ｄ．外陰
Ｅ．臀部
３．四肢
１．多指症
２．巨指症
３．短指症
４．合指症
５．裂手症
６．先天性絞扼輪症候群，その他の低形成
７．爪の形態異常・欠損…338
８．陥入爪・ 疽
各論３ 皮膚疾患
１．皮膚腫瘤
２．母斑
３．やけど
４．外傷
５．ケロイド・肥厚性瘢痕
内容説明
小児の形成外科診療にはマニュアルどおりに治療を行えば無事に治療が終了するものも多くあります。しかし、医療のレベルは急速に進歩しているので、常に新しい時代に即した治療を心がけないと“井の中の蛙”の状態に陥ります。そのため、よりよい治療を目指して治療法、手術手技の改善を行い、患児の将来を予測した治療計画を立てなくてはなりません。これらの事項を念頭におき作製された本書「子どものための形成外科」は、現時点では最新の治療水準を網羅していると考えられますが、その一方では関連各科の医師、専門外の医師、医学部学生、コメディカルの皆様にも御理解頂くために図、写真を豊富に載せ、ビジュアルでわかりやすい内容としました。
目次
総論（先天性形態異常児をもつ家族への対応；先天性形態異常の遺伝と合併疾患への対応 ほか）
各論１ 治療法（形成外科の麻酔；皮膚表面外科 ほか）
各論２ 形態異常（顔面；体幹 ほか）
各論３ 皮膚疾患（皮膚腫瘤；母斑 ほか）
著者等紹介
中島龍夫［ナカジマタツオ］
慶応義塾大学医学部形成外科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
