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内容説明
本書は、痴呆を起こす個々の疾患を述べる前に、痴呆全体についての基本的・総論的な項目についてまず記述するとともに、その中に実地医療上において、特に問題となることの多い異常行動、精神症状についての解説も入れた。さらに社会対策、介護保険との関連、介護者への対応・支援、痴呆老年者の人権など、実際には非常に大切な問題でありながら、従来のこの種の本では記載の不十分な項目についても記述し、実地に役立つように心掛けた。また、対症療法、抗痴呆薬などの薬物治療のほかに、リハビテーション的アプローチ、予防に関する項目を設けて、予防・治療の全体が理解できるようにした。
目次
痴呆とは何か
痴呆はどのような病気で起こるか
痴呆と間違えられやすい状態
痴呆に伴う精神症状と行動異常
痴呆はどのくらい多いか―有病率、痴呆性老人数を中心に
痴呆の診断はどのように進められるか
痴呆の評価にはどのようなスケールが使われるか
痴呆の画像診断
痴呆老人のケア
痴呆への社会的対策にはどのようなものがあるか〔ほか〕
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