出版社内容情報
ヒロシマを世界に伝えたジャーナリスト、ロベルト・ユンク。ドイツのユダヤ人家庭に生まれ、迫害を生き延びた激動の生涯を、20世紀の歴史とともに描き上げる初の伝記。1945年までの青年期を中心に、透徹した『世界週報』論説や「プレスの自由」研究などナチ時代の活動に光をあてる。
内容説明
ヒロシマを世界に伝えたジャーナリストの生涯。ドイツのユダヤ人家庭に生まれて迫害を生き延び、時代に抗う国際記者として活躍したロベルト・ユンク。その激動の人生を、20世紀の歴史とともに描き上げる初の伝記。1945年までの青年期を中心に、透徹した『世界週報』論説をはじめとするナチ時代の活動に光をあてる。
目次
序章 「短い二〇世紀」を駆け抜ける―ユンクの生涯と少年時代―
第1章 二〇代前半の亡命と遍歴
第2章 「無敵の怪物」を探る―一九四〇/四一年の「第三帝国」論―
第3章 「終わりの始まり」を見通す―一九四二年の「第三帝国」論―
第4章 危機の中の学的営為―一九四二年秋~一九四四年夏―
第5章 「プレス(出版・報道)の自由」の歴史認識―ユンクの博士論文―
第6章 「第三帝国」の終末を越えて―一九四五年のユンク論説―
終章 迫害と抵抗の青春を生きる
著者等紹介
若尾祐司[ワカオユウジ]
1945年岐阜県に生まれる。現在、名古屋大学名誉教授、法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- レオナルドの扉 角川文庫
-
- 電子書籍
- 打つなら勝たねば 4巻 花の慶次・冬ソ…