感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こひた
1
宗教史の研究においては、特定宗教への肩入れはもとより、テロ行為に加担する団体であっても排撃的な態度をとるのも厳禁であるという、非常に難しい話を聞いており、ではカルト（批判）問題をどのような態度で研究したのか気になって読了。韓国キリスト教系の様々な団体がどのように日本で布教を進めてきたか相互比較しており、結論部は当初の問題があるのか等閑な一般論となったが、やはり宗教を研究として取り扱うのは難しいなぁと再認識。2012/03/08
