出版社内容情報
劇場閉鎖の危機を乗り越えて、その芝居は生き続けた──。エリザベス時代から王政復古後まで、戯曲本の点数や印刷された情報の変遷を網羅的に跡づけ、劇作家・出版者・観客・読者の多様な関係をふまえてシェイクスピアを歴史的に位置づける。演劇と出版をめぐる探究の到達点。
内容説明
劇場閉鎖の危機を乗り越えて、その芝居は生き続けた―。エリザベス時代から王政復古後まで、戯曲本に印刷された情報の変遷を跡づけ、劇作家・出版者・観客・読者の多様な関係をふまえて、シェイクスピアを歴史的に位置づけた渾身作。
目次
序章 シェイクスピア誕生以前のイギリスの演劇風土
第1章 劇作家の自己アイデンティティー意識と知名度
第2章 エリザベス時代・ジェイムズ時代―シェイクスピアの知名度とイギリス演劇(1)
第3章 清教徒革命(劇場閉鎖)の時代―シェイクスピアの知名度とイギリス演劇(2)
第4章 王政復古の時代とその後―シェイクスピアの知名度とイギリス演劇(3)
終章 まとめ
著者等紹介
山田昭廣[ヤマダアキヒロ]
1929年名古屋市に生まれる。1976年バーミンガム大学(シェイクスピア研究所)Ph.D.取得。信州大学人文学部教授などを経て。現在、信州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。