オスマン帝国の世界秩序と外交

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815811174
  • NDC分類 226.6
  • Cコード C3022

出版社内容情報

イスラム的世界帝国の理念・現実・変容――。ナショナルな主権国家とは異なる秩序観に基づき、多様な人々を包摂した大帝国。そのダイナミックな「国際」関係や対外交渉行動を描くとともに、近代の西欧国際体系との関係を、外交使節や公館、革命や大戦への対応などから論じた、碩学の労作。原初から終焉までの600年余を文明史的視角から一望する。

内容説明

イスラム的世界帝国の理念・現実・変容。ナショナルな主権国家とは異なる秩序観に基づき、多様な人々を包摂した大帝国。そのダイナミックな「国際」関係や対外交渉行動を描くとともに、近代の西欧国際体系との関係を、外交使節や公館、革命や大戦への対応などから論じた、碩学の労作。原初から終焉までの600年余を文明史的視角から一望する。

目次

序章 イスラム的世界帝国としてのオスマン帝国
第1部 オスマン帝国の世界秩序(イスラム世界の「内」と「外」―境界・言語・移動;オスマン帝国の異文化集団支配;イスラム国際法とオスマン帝国の外交;オスマン帝国の世界秩序観と国際関係の変容;オスマン帝国の対外交渉行動)
第2部 オスマン帝国と近代西欧国際体系(ウィーン派遣大使と『ウィーン使節記』;パリ派遣大使と『フランス使節記』;オスマン帝国とフランス革命;オスマン帝国の在外公館網の拡大;オスマン帝国と第一次世界大戦)

著者等紹介

鈴木董[スズキタダシ]
1982年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、法学博士。東京大学東洋文化研究所教授などを経て、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MUNEKAZ

19
オスマン帝国の対外認識と外交関係についての論集。自らをイスラム世界の盟主と位置付けるオスマン朝の外交の特徴は、非イスラム世界への「無関心」な態度にあろうか。16~17世紀の盛期ならばそれでもよかったかもしれないが、西欧との力関係が逆転してくるとそうもいかず。遅ればせながら改革の痛みや領土の減少も味わいつつ、西欧発の国際関係に深くコミットしていくこととなる。古くからの友邦国であるフランスとの関係を追った章は、こうしたオスマン外交の断面をよく示していて面白い。また開国後の日本や清朝との比較も興味深い。2023/04/12

nori

9
Gave up to read in 3/4 as there are many similar topics repeated in several chapter and less analytics such as 'why Osman dynasty govern wide territory'? 'How Berlin approach to BBB line (Is it existed in unread last 1/4?) 'How Yeni Cherri work?' 2023/11/01

Go Extreme

2
最大のアイデンティティの根源=ムスリム 6世紀半近く・イスラム的世界帝国 内的統合システムとイスラム的寛容 キャピチュレーション パクス・オトマニカ イスラムの家・戦争の家 トルコの脅威・西洋の衝撃 ネイション・ステイと 一民族・一国家 直轄領と属国 近代西洋モデルのグローバル・モデル化 言語の非政治性 シャル・イスラム国際法 世界法としてのシャリーア 西洋化改革・外交の西洋化 オスマン帝国とフランスー2つの友邦 無関心→パワー・ポリティックス的評価 最大のライバル・ハプスブルク帝国 領土喪失・改革・革命2024/06/03

パパ

2
オスマントルコでなくあえてオスマン帝国としているのは、この国が民族国家ではなく多民族、ムスリム以外の他宗教をも包含する論理で民衆を支配した国であるため。2023/05/06

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