狩猟と権力―日本中世における野生の価値

個数:
  • ポイントキャンペーン

狩猟と権力―日本中世における野生の価値

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年10月30日 03時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 484p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815811068
  • NDC分類 659.021
  • Cコード C3021

出版社内容情報

日本の歴史において、狩猟はつねに権力と結びついていた。なぜ「野生のキャプチャー」がそれほど大きな政治性を帯びたのか。古代から近世まで、天皇・公家や武士たちが実践した鷹狩・巻狩などを通観し、殺生禁断や、暴力と儀礼をつなぐ広範な狩猟文化を探究する中から、列島の人間と動物の関係を問い直す。

内容説明

日本の歴史において、狩猟はつねに権力と結びついていた。なぜ「野生のキャプチャー」がそれほど大きな政治性を帯びたのか。古代から近世まで、天皇・公家や武士たちが実践した鷹狩・巻狩などを通観し、殺生禁断や、暴力と儀礼をつなぐ広範な狩猟文化を探究する中から、列島の人間と動物の関係を問い直す。

目次

第1部 狩猟と王権(王朝における古典的狩猟文化の形成;武家首長の狩猟と殺生禁断;新たな天下と狩猟)
第2部 鷹狩文化の政治性―鷹道・鷹書・鷹の家(王朝文化としての鷹狩とその禁止;鷹狩と鵜飼の比較史;鷹書の世界―戦国期の書目から ほか)
第3部 獣猟と中世社会―武力・生業・儀礼(出土鉄鏃と武士の職能;武家の狩猟と矢開の変化;『狩詞記』の史的位置 ほか)

著者等紹介

中澤克昭[ナカザワカツアキ]
1966年長野県長野市に生まれる。日本学術振興会特別研究員、長野工業高等専門学校准教授などを経て、上智大学文学部教授、博士(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

志村真幸

2
 著者は、日本中世史の研究者。  本書は、狩猟に関して執筆してきた多数の論考を一冊にまとめたもの。  日本中世の権力を、狩猟というファクターを通して解明しようとした研究で、たしかに新しい歴史像が見えてくる。  巻き狩りから鷹狩りへの変化や、天皇の狩りから武家の狩りへの移行をダイナミックな歴史として描き出したところに価値がある。  鷹書の分析が地道におこなわれている。  村の狩猟についてや、民俗的な狩猟神事についての見直しをおこなっている点も重要だろう。  ただ、いささかまとまりがないような気持も。 2025/10/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20405573
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品