南シナ海問題の構図―中越紛争から多国間対立へ

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南シナ海問題の構図―中越紛争から多国間対立へ

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  • サイズ A5判/ページ数 344p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815810542
  • NDC分類 319.2
  • Cコード C3031

出版社内容情報

中国の急速な台頭により国際政治の焦点となった危機の構造を、主要な当事者であるベトナム・フィリピンやASEANの動向をふまえて解明、非対称な大国と向きあう安全保障戦略をとらえ、米中対立の枠組みにはおさまらない紛争の力学を浮かび上がらせて、危機の行方を新たに展望する。

内容説明

米中対立をこえて。国際政治の焦点となった危機の構造を、主要な当事者であるベトナム・フィリピンやASEANの動向をふまえて解明、大国間関係のなかで見過ごされた紛争の力学を浮かび上がらせ、その行方を新たな視点で展望する。

目次

序章 南シナ海問題とは何か―ASEANとベトナム・フィリピンの視点
第1章 南シナ海問題の発生(前史~1990年代半ば)
第2章 南シナ海の「凪」(1990年代半ば~2000年代半ば)―中国の「微笑外交」
第3章 南シナ海問題の再燃(2000年代半ば~10年代半ば)
第4章 対中関係安定化の模索―ベトナムの対応(1)
第5章 対米安全保障協力の強化―ベトナムの対応(2)
第6章 ASEAN、ミドルパワー、そして自助努力―ベトナムの対応(3)
第7章 フィリピンの対応―アキノ政権の対決姿勢
第8章 南シナ海問題の変容(2010年代半ば~現在)
終章 南シナ海問題の構図―総括と展望

著者等紹介

庄司智孝[ショウジトモタカ]
1971年神奈川県に生まれる。2006年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。現在、防衛研究所地域研究部アジア・アフリカ研究室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紙狸

18
2022年刊行。第39回「大平正芳記念賞」を受賞した学術書。南シナ海問題がとっつきにくいのは、関連する多数の島が散在し、当事者の国家の数も、中国、ベトナム、フィリピン、ボルネオ、マレーシア、インドネシアと多いからだ。この本は巻頭の地図で、まず地理的な把握ができる。歴史的には、ベトナムと中国の関係を主軸にして、つづいてフィリピンをとりあげる形で、頭に入りやすい。1988年、スプラトリーで中国とベトナムの間で戦闘が発生し,圧倒されたベトナム側は60人以上の死者がでた。ベトナム側の同盟国、ソ連は動かなかった。2024/09/09

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