内容説明
「お祖父さん/お祖母さん」は「お爺さん/お婆さん」ではない―。少子化対策等の前提にもなっている、幼い孫の手をひくお年寄りという姿は、もはや当たり前ではない。平均寿命の伸びや晩婚化、性別役割分業の変化などを通して、「祖父母であること」はどう変わってきたのか。ライフコースやジェンダーに着目し、そのリアルな「現在」をとらえる。
目次
序章 人口・家族変動と「祖父母であること」―「当たり前」のなかの「当たり前でないこと」
第1章 先行研究―二つの変動から考える「祖父母であること」
第2章 ライフコース・アプローチ
第3章 祖父母性と人口変動(1)―「お祖母さん」は「お婆さん」ではない
第4章 祖父母性と人口変動(2)―祖父母となるタイミングと主観的加齢速度の加速
第5章 祖父母性と家族変動(1)―非干渉原則に対する態度と家継承規範意識
第6章 祖父母性と家族変動(2)―男性稼ぎ主モデルの揺らぎと准親代わり経験
第7章 祖父母性と人口・家族変動の重層的進行―新しい祖父母のスタイルとジェンダーによる複雑性
終章 変容する祖父母性の理解に向けて―「祖父母であること」の今日的困難と可能性
著者等紹介
安藤究[アンドウキワム]
1961年愛知県に生まれる。1985年上智大学文学部史学科卒業。1994年上智大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程満期退学。鹿児島国際大学助教授等をへて現在、名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授、博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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