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内容説明
ただ世界一を目指して走った技術者たちの7年。30年ぶりの栄冠を掴んだ、魂の群像劇。
目次
第1章 軌跡
第2章 理想と現実
第3章 光明
第4章 オールホンダ
第5章 撤退発表…そして
第6章 ラストイヤー
第7章 リスペクト
第8章 奇跡のファイナルラップ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Thinking_sketch_book
10
★★★★☆ 今読んでも復活した時の一勝を思い出して涙する。バンバン壊れていたのに社内からジェットエンジンの設計知見を見つけてトラブルを解決し、メッキも部品加工も変えて性能や部品寿命を改良してきた。まさしくオールホンダで力をつけた (マンガみたいな話だが)未完成の高速燃焼技術を投入し、レース中も勝つ為に出来る事は全て行ってチャンピオンを取った レーサーやチームが注目されがちだがエンジニアも戦っている話に胸が熱くなる カーボンニュートラル燃料やバッテリーなど日常に展開できる技術の実験場になっているのも嬉しい2023/01/08
gaaasuu
4
息子の自由研究のネタのためだったが、熱すぎる情熱に自分の仕事へも身が引き締まる思い。2024/08/15
よねひで
2
印象的な言葉●ホンダには「三現主義」という言葉がある。現場・現物・現実。●ホンダスピリッツは、挑戦。とにかく挑戦する。人のマネはしない。数々の失敗が成功を支える。●チャレンジして失敗することを恐れるより、むしろ失敗を恐れて何もしない事を恐れなさい2022/10/24
k
1
読みながら感涙しました。 ホンダの皆さんのこだわりと執念。 電動化に際しても経験を活かして頑張って欲しい。2023/04/12
よな
1
かつて16戦15勝を誇ったマクラーレン・ホンダがF1に復活する。バトンとアロンソを迎え大きな期待がされるなか、蓋を開けてみると完走すらできないことが続く最悪の状態。 その後、マクラーレンと決別し、トロロッソ、レッドブルと組み、復帰後初優勝を、そして21年にはチャンピオンを獲る大成功を納める。 復帰時は日本人ドライバーがいないこともありホンダに期待してた分ずいぶんがっかりした記憶がある。そこからチャンピオン獲得までの道のりは凄まじく、撤退発表したけれどホンダにはずっとF1にいて欲しい。2022/11/10