内容説明
統計力学の真髄を、ゲームを通じて直感的に納得。高校生でも研究者でも楽しめる、今までになかった入門書。
目次
第1部 統計力学の基本を自分の手で体験する(基本ルールの説明;分子の世界は消費税;ルールをいろいろ変えてみる;いつでも今が最高 ほか)
第2部 生体の中の現象に統計力学を応用する(エネルギーのやり取りとその時間;局所温度;ブラウン運動)
著者等紹介
大沢文夫[オオサワフミオ]
1922年大阪府に生まれる。1944年東京帝国大学理学部卒業。名古屋大学教授、大阪大学教授、愛知工業大学教授などを経て、名古屋大学・大阪大学名誉教授、愛知工業大学客員教授。日本学士院会員、日本生物物理学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
EnJoeToh
2
良い本。2012/05/25
寝子
1
複数のプレイヤーが一定の確率でチップを得たり失ったりするゼロサムゲームを繰り返すとかなり偏った分布が表れる(期待値は勿論等しいけど) 現実のモデルはもっと複雑だけどこれが不平等の起源な気がする。2017/04/02
S
0
良い。こういう見方もあるのか、という部分もあり、面白い。2022/04/23
adamu_of_FUN
0
お世話になった生物物理若手の会を立ち上げた大沢先生による誰でもわかる統計力学といった内容で,サイコロを用いた簡単なゲームを例に挙げて,統計学との違いを知ることができました.読み終えたことで,本格的に統計力学を学ぶためのモチベーションが爆上がりしました.2018/01/15
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