グローバル冷戦史―第三世界への介入と現代世界の形成

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グローバル冷戦史―第三世界への介入と現代世界の形成

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  • サイズ A5判/ページ数 418,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815806439
  • NDC分類 319.02
  • Cコード C3031

内容説明

脱植民地化による第三世界の台頭は、超大国の命運をどのようにかえていったのか?冷戦の主要舞台であった第三世界諸国の苦闘と戦略的対応を縦横に叙述、冷戦終焉の真の原因を描き出す。第三世界から見た冷戦史の新たな全貌を示し、現代世界の諸問題の起源をも捉えた注目作。

目次

自由の帝国―アメリカのイデオロギーと対外的介入
公正の帝国―ソ連のイデオロギーと対外的介入
革命家たち―反植民地の政治とその変容
「第三世界」の形成―革命に直面するアメリカ
キューバとベトナムの挑戦
脱植民地化の危機―南部アフリカ
社会主義の可能性―エチオピアとアフリカの角
イスラーム主義の反抗―イランとアフガニスタン
一九八〇年代―レーガンの攻勢
ゴルバチョフの撤退と冷戦の終焉
革命、介入、大国崩壊

著者等紹介

佐々木雄太[ササキユウタ]
1943年生。1969年京都大学大学院法学研究科博士課程中退。現在、愛知県立大学長、名古屋大学名誉教授、法学博士

小川浩之[オガワヒロユキ]
1972年生まれ。2003年京都大学大学院法学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、愛知県立大学外国語学部准教授、博士(法学)

益田実[マスダミノル]
1965年生まれ。1994年京都大学大学院法学研究科博士後期課程中退。現在、立命館大学国際関係学部教授、博士(法学)

三須拓也[ミスタクヤ]
1972年生まれ。2005年名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、札幌大学経営学部准教授

三宅康之[ミヤケヤスユキ]
1969年生まれ。2000年京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位認定退学。現在、愛知県立大学外国語学部准教授、博士(法学)

山本健[ヤマモトタケシ]
1973年生まれ。2007年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス国際関係史学部博士課程修了(Ph.D.)。現在、名古屋商科大学コミュニケーション学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

19
米ソ冷戦が第三世界に飛び火していく過程を詳細に描いている。アジア・アフリカ・南米を舞台に、米ソ両国の介入と現地国の思惑を関係各国の文書史料を元に生々しく再現。CIAによる第三世界への介入は関連文献もよく目にするが、ソ連側の介入の詳細はあまり目にしない。その意味でも本書は大変興味深い著述が豊富にある。特に1970年代半ば、エチオピアに介入するソ連とキューバの思惑と周辺状況の複雑さには圧倒された。カストロの「アフリカをアメリカと中国の影響から解放する」との言葉に、当時の世界情勢の一端が垣間見れる。2020/02/26

メルセ・ひすい

3
14-12 赤13貴★5二段組み大書 米バンクロフト学術賞!著者・ノルウェー出身の歴史家という絶妙のバランス感覚がо(ж>▽<)y ☆・米ソの「第三世界」における相互の角遂、その介入に対する抗争ーナショナリズム・社会主義思想・イスラーム主義などに基づく…相互作用を実証的に西欧先進国群の政府文書史料を用いマルチ・アーカイバル・アプローチ パワー分析。副題の通り-第三世界への介入と現代世界への形成-という斬新な視線。。脱植民地化による第三世界の台頭は、超大国の命運をどのようにかえていったのか?2010/10/31

わび

2
再読。ベルリンの壁も核管理交渉も出てこない冷戦史。著者は米ソの掲げる自由と公正のイデオロギーの普遍性のために、そして第二次大戦でアメリカが、70年代にソ連が世界規模で介入する能力を備えたことにより、冷戦は第三世界を中心に進行し、そこで現代まで続く大きな爪痕を残したと主張する。また、第三世界のエリート層にとって米ソが近代を示す2つのモデルであったことが対立を激化させたことを指摘する。本書はこのような大きな枠組みを提示しながらも、各国の史料を用いることによって、各国の第三世界への介入の過程も丁寧に描いている。2019/03/09

ゆきんこ

0
痒いところに届かない2021/07/13

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