星海社ＦＩＣＴＩＯＮＳ ＮＯｅＳＩＳ―嘘を吐いた記憶の物語〈１〉

ｃｕｔｌａｓｓ【著】

星海社（2013/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 252p／高さ 19cm
• 商品コード 9784061388710
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

伝奇ミステリーの新境地を切り拓いた新たな戦慄――。累計５０万ＤＬ突破のノベルゲーム、完全改稿のうえ小説化。解説・田中ロミオ。我々の後継者はスマホの中にいました――――田中ロミオ
アニメ好きの高校生・鹿倉時雨は妹の憂姫、幼なじみの千代田こよみと共に賑やかで楽しい学生生活を送っていた。そんな時雨の平穏な日常は、夕暮れの校舎の屋上での“死人の言葉を聞くことができる”少女との出会いを境に、予測不可能な惨劇へと変貌していく……。伝奇ミステリーの新境地を切り拓いた新たな戦慄――。その圧倒的な完成度と衝撃の展開でファンを熱狂させたノベルゲームを、cutlass自ら完全改稿のうえ待望の書籍化。解説・田中ロミオ

ｃｕｔｌａｓｓ［カトラス］
著・文・その他

たぬきまくら［タヌキマクラ］
著・文・その他

内容説明

アニメ好きの高校生・鹿倉時雨は妹の憂姫、幼なじみの千代田こよみと共に賑やかで楽しい学生生活を送っていた。そんな時雨の平穏な日常は、夕暮れの校舎の屋上での“死人の言葉を聞くことができる”少女との出会いを境に、予測不可能な惨劇へと変貌していく…。伝奇ミステリーの新境地を切り拓いた新たな戦慄―。圧倒的な完成度と衝撃の展開でファンを熱狂させたノベルゲームを、ｃｕｔｌａｓｓ自ら完全改稿のうえ待望の書籍化。

著者等紹介

ｃｕｔｌａｓｓ［ＣＵＴＬＡＳＳ］
２０１１年、ゲームのほぼ全てを個人で製作したＡｎｄｒｏｉｄ版ノベルゲーム『ＮＯｅＳＩＳ―嘘を吐いた記憶の物語』を発表。プレイ平均１５時間を超えるボリュームと深い物語性、衝撃の展開等が話題となり、多くのスマートフォンユーザーを熱狂させる。執筆、イラストレーターを務める『ＮＯｅＳＩＳ―嘘を吐いた記憶の物語』が小説デビュー作となる。サークルＣｌａｓｓｉｃＣｈｏｃｏｌａｔ所属（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミモザ]

★７．５　ついにノベライズしましたー（パチパチ）アプリからのファンにとっては嬉しい限りです♪　アプリ版とは所々かわってたなぁ。憂姫がまさかアレされるとは…、侮りがたしノベライズ。　とは言え、ここまでだけだとイマイチ釈然としない。ノエシスはここから面白くなってくるんだけどなぁ…。それが伝わらないのが残念。初見さんはアプリをプレイすることをオススメします！

2013/08/22

[マリオネット・ブックマーク]

解説を寄せた田中ロミオをはじめ、奈須きのこや虚淵玄、海猫沢めろんなど、エロゲー出身のクリエーターは多い。しかし、解説に書かれたように、今のエロゲー業界に彼らを生み出す土壌がないことは明白だ。それに代わり、スマホアプリという新たな居場所を見つけたこと、及びその作品を星海社が拾い上げたこと自体が、意義深く感じられる。　アニメオタクな主人公やミステリアスな先輩など、一種類型的なキャラを配置しつつ、 哲学や思想などをぶち込み、独創的なストーリーを作り出した。　終わったかに見せてまだ一巻。続刊も楽しみにしてます。

2013/08/22

[Sleipnirie]

ちょい衒学的で不可思議な猟奇的世界観。ミステリめいてる。　どうやら、次の後編から面白くなるとか。

2014/05/26

[Kemmel]

原作ゲームは未プレイにて読了。会話のひと言ごとに言い回しが変わってキャライメージが固定化できず、とりあえず読みにくかった...。ドッペルゲンガーとか終盤明かされる設定を把握して読み直せば印象が変わるのか？？ 唐突感のある後半の展開の背景は続刊で回収ってことになるんでしょうかね...。

2014/01/26

[Kenichi Kitazawa]

ゲームを知らないのでアレかもしれませんが、ちょっと分かりずらかったです。ゲームを知らないと十分に楽しめないのかなぁ？面白くないわけではないのですが、ちょっとトンでしまっているかなぁ感があります。これが実は伏線で続刊からもっとゾクゾクっとするようになるのかな？それとも読み込みが足りないのかなぁ。

2013/09/01