「在日企業」の産業経済史―その社会的基盤とダイナミズム

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  • サイズ A5判/ページ数 432,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815806316
  • NDC分類 602.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

第5回(2011年度)「企業家研究フォーラム賞」受賞
平成22年度中小企業研究奨励賞受賞

内容説明

エスニック・マイノリティの経済発展を可能にするものとは何か?在日韓国・朝鮮人による製造業・土木業・パチンコ産業などへの集中と、迅速な産業転換によるダイナミックな発展過程を、差別など既存の説明を乗り越えて鮮やかに解明、世界的視野で移民の経済理論に新たな展望を拓く。

目次

なぜ「在日企業」のダイナミズムを問題にするか―本書の課題と接近方法
第1部 産業実態分析(戦後の在日韓国・朝鮮人経済の産業動態;京都繊維産業における在日企業のダイナミズム;パチンコ産業と在日企業)
第2部 金融機関分析(在日韓国人による民族系金融機関設立とその基盤―一九五〇~六〇年代の全国展開を中心に;民族系金融機関の資金基盤と経営;一九七〇年代における民族系金融機関の金融サービス―朝銀と商銀の競争的な展開から;在日企業と取引金融機関―民族系金融機関の役割と限界)
戦後における在日産業経済のダイナミズム

著者等紹介

韓載香[ハンジェヒャン]
1971年韓国・ソウル市に生まれる。1999年京都大学経済学部卒業。2001年京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。2004年東京大学大学院経済学研究科後期博士課程修了。東京大学大学院経済学研究科COEプログラム。ものづくり経営研究センター特任助手、首都大学東京都市教養学部経営学系助教を経て、東京大学大学院経済学研究科附属経営教育研究センター特任准教授(経済学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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koji

2
問題提起は、民族マイノリティは経済活動においてどのような意味をもつのか。単に資源の蓄積だけではなく、ベンローズが指摘するように「資源の余剰」(在日コミュニティ内に偏在された情報蓄積)、分業体制の中で社会に信頼を得ること、民族系金融機関による資金供給の限界の克服していく過程が描かれ、多様な経済活動を明らかにしていきます。そのうえで著者は、民族という要素は先天的ではなく、絶えず再生産されダイナミックに変化していくことを結論づけます。刺激的な1冊です。2010/05/26

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