出版社内容情報
新たな越境現象から浮かび上がる国際問題の構造変化を、明晰なアプローチで解説した格好の新入門。移民や宗教、メディアやナショナリズムなど、国際社会の変化を照らす最新の情勢を解説、グローバリズムがもたらす国際社会の新たな可能性と緊張を描き出す。ベストセラー『国際社会学』の長所を受け継いだ、新しいスタンダード・テキスト。
目次:
第Ⅰ部 国際社会学の基礎理論
第1章 国際移民の社会学
第2章 エスニシティの社会学
第3章 ネーションとナショナリズムの社会学
第4章 ジェンダーと国際関係の社会学
第5章 宗教と国家の社会学
第Ⅱ部 国家を横断する主体と現実
第6章 EUにおける人の国際移動
第7章 グローバル化の諸力と都市空間の再編
第8章 トランスナショナル・メディアの可能性
第9章 国境を越える社会運動
第10章 NGOとグローバル市民社会
第Ⅲ部 変貌する人種/民族/国家
第11章 アイデンティティ・ポリティクスのジレンマ
第12章 他文化主義政策の現在
第13章 社会主義後の他民族状況
第14章 経済発展とエスニック関係
第15章 在日韓国・朝鮮人の変貌