出版社内容情報
スミスやケネーと並ぶ経済学の水源湖とされながら実は『国富論』や『経済表』
に先立って最初の経済学体系となったステュアートの『経済の原理』。本書は,
斯界の碩学が『経済の原理』全編の踏査を踏まえて,広範で懐の深いこの最初
の経済学体系の世界に平易明快な文章で読者を誘う。
内容説明
スミスやケネーと並ぶ経済学の水源湖とされながら、実は『国富論』や『経済表』に先立って最初の経済学体系となったジェイムズ・ステュアートの『経済の原理』。本書は、碩学が『経済の原理』全編の踏査を踏まえて、広範で懐の深いこの最初の経済学体系の世界に平易明快な文章で読者を誘う。
目次
1 忘れられた古典―サー・ジェイムズ・スチュアート『経済の原理』について
2 最初の経済学体系
3 スチュアートのヨーロッパ
4 スチュアートと重商主義
5 スチュアートの利子説管見
6 スチュアート『原理』の方法について