SB新書<br> 沈む日本とカオス化する世界

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SB新書
沈む日本とカオス化する世界

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  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815636852
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0236

出版社内容情報

沈みゆく国で私たちはどう生きるか?
現代ニッポンの思考地図

戦後日本モデルの限界と、カオス化する世界秩序の中で、沈まないための「日本再生論」

統治コストを嫌う権力が中産階級を壊し、人を信じる制度は監視へ傾く。役に立たない人を排除する空気のなかで、言葉を失った社会はさらに統治しやすくなる。画面に奪われた身体感覚と共感に寄りかかる政治が「改革」を空洞化させ、単純な物語が人と社会を傷つける。世界では同盟の前提が揺らぎ、安保を他国に委ねてきた日本に選択が迫られる。コモンが痩せた国で、何を守り、どこに居場所をつくるのか。複雑さに耐える知性への招待。


【目次】

まえがき
第1章 沈みゆく日本の教育と「市民的成熟」の崩壊
市民的成熟を育てる学校と職場の条件
「指導」の名の暴力が組織を腐らせる
従順さではなく判断力を鍛える道徳へ
言葉を失った社会は統治しやすい社会になる
画面に奪われた身体感覚が日本を弱くする
沈みゆく社会で大人が学び直すべきこと
共感疲れの時代に必要な「痩せ我慢」の倫理

第2章 統治と成長の罠──中産階級の没落と日本の貧困化...
統治コストを嫌う権力が中産階級を壊した
性善説で設計された社会が壊れるとき
人を信じる制度と監視社会の分岐点
「役に立たない人」を排除する社会の末路
コモンが痩せた国に豊かさはない

第3章 改革と加速主義、単純主義──壊れていく政治と社会
複雑さに耐える知性が社会を救う.
農業と市場原理主義の支配
「早く」だけの政治が都市を破壊する
独裁者とイエスマンの社会のゆくえ
首長の資質と責任
単純な物語が人と社会を傷つける
何でも「誰かの陰謀」にする政治の危険

第4章 カオス化する世界秩序と日本の選択.
安保が消えたあと、日本は何になるのか
同盟を壊して票を稼ぐ大統領と日本
「道義的な大国」から世界最強のならず者国家へ
民主主義の空洞を埋める新しい帝国たち
建国の理念を裏切るポピュリストの登場
イーロン・マスクの野望
「悪」がやけに魅力的に見える社会心理.
「ゆるさ」を失った国が選ぶ極端な進路

第5章 自由と家父長制──カオスの時代に「居場所」をつくる
将来を決めつけられた若者たちの「居場所なき自由」
心の中はわからなくても人は支えられる
息苦しい日本の正体
未来を選び取る力としての〈良心〉
「歌われざる英雄」によって支えられる社会
日本のイディオクラシー(愚者支配)
支配ではなく責任としての家父長制
「自由の国」に統制が増えていくメカニズム

内容説明

統治コストを嫌う権力が中産階級を壊し、人を信じる制度は監視へ傾く。役に立たない人を排除する空気のなかで、言葉を失った社会はさらに統治しやすくなる。画面に奪われた身体感覚と共感に寄りかかる政治が「改革」を空洞化させ、単純な物語が人と社会を傷つける。世界では同盟の前提が揺らぎ、安保を他国に委ねてきた日本に選択が迫られる。コモンが痩せた国で、何を守り、どこに居場所をつくるのか―複雑さに耐える知性への招待。

目次

第1章 沈みゆく日本の教育と「市民的成熟」の崩壊(市民的成熟を育てる学校と職場の条件;「指導」の名の暴力が組織を腐らせる;従順さではなく判断力を鍛える道徳へ;言葉を失った社会は統治しやすい社会になる;画面に奪われた身体感覚が日本を弱くする;沈みゆく社会で大人が学び直すべきこと;共感疲れの時代に必要な「痩せ我慢」の倫理)
第2章 統治と成長の罠―中産階級の没落と日本の貧困化(統治コストを嫌う権力が中産階級を壊した;性善説で設計された社会が壊れる時;人を信じる制度と監視社会の分岐点;「役に立たない人」を排除する社会の末路;コモンが痩せた国に豊かさはない)
第3章 改革と加速主義、単純主義―壊れていく政治と社会(複雑さに耐える知性が社会を救う;農業と市場原理主義の支配;「早く」だけの政治が都市を破壊する;独裁者とイエスマンの社会のゆくえ;首長の資質と責任;単純な物語が人と社会を傷つける;何でも「誰かの陰謀」にする政治の危険)
第4章 カオス化する世界秩序と日本の選択(安保が消えたあと、日本は何になるのか;同盟を壊して票を稼ぐ大統領と日本;「道義的な大国」から世界最強のならず者国家へ;民主主義の空洞を埋める新しい帝国たち;建国の理念を裏切るポピュリストの登場;イーロン・マスクの野望;「悪」がやけに魅力的に見える社会心理;「ゆるさ」を失った国が選ぶ極端な進路)
第5章 自由と家父長制―カオスの時代に「居場所」を作る(将来を決めつけられた若者たちの「居場所なき自由」;心の中はわからなくても人は支えられる;息苦しい日本の正体;未来を選び取る力としての〈良心〉;「歌われざる英雄」によって支えられる社会;日本のイディオクラシー(愚者支配)
支配ではなく責任としての家父長制
「自由の国」に統制が増えていくメカニズム)

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長。1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門は20世紀フランス哲学・文学、武道論、教育論。第6回小林秀雄賞(『私家版・ユダヤ文化論』)、2010年度新書大賞(『日本辺境論』)、第3回伊丹十三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

2
人口減少 少子高齢化 国力衰退 経済停滞 教育崩壊 コモン(共有地) 公共性の喪失 新自由主義 格差社会 中間層の解体 グローバリズムの終焉 地政学的リスク 多極化する世界 属国化 日米安保 憲法改正 民主主義の形骸化 ポピュリズム 反知性主義 忖度文化 組織の硬直化 リーダーシップの不在 株式会社化する大学 知の劣化 身体的知性 合気道 レジリエンス 相互扶助 贈与経済 定常型社会 脱成長 自給自足 ローカリズム 共同体 サバイバル術 リベラル リテラシー ナショナリズム 歴史修正主義 希望の倫理2026/02/07

aaboo

1
トランプ税とかは最近の話だけれど、著者の過去の作品の話題が、結構あった様に感じた。2026/02/08

そうむ

0
毎度おなじみ内田樹先生の本。勉強になりました。2026/02/16

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