出版社内容情報
累計150万部突破の大人気シリーズ最新刊!
漢字の勉強といえば、面倒臭く無味乾燥なつまらない学習というイメージを抱いている人が多いのではないでしょうか? 実際、現在の小学校・中学校の漢字教育は、「ひたすら読み書きを覚える学習」が中心です。
「常用漢字表」をもとに行われている学校の漢字教育には、じつはいくつか問題点があります。それが、多くの人が漢字の勉強を「無味乾燥な丸暗記作業」だととらえてしまう原因になっているのです。
そこで本書では、屈指の進学校として知られる駒場東邦高校の国語教師が、面白くてためになる漢字の学び方を解説!小学生や中学生はもちろん、学び直しの大人まで必読の一冊です!
【目次】
(ホームルーム1)なぜ、漢字が苦手な人が多いのか?
(ホームルーム2)「常用漢字表」に基づいた漢字教育の弊害
(ホームルーム3)漢字の勉強が面白くなる4つのステップ
1章 音読み
2章 訓読み
3章 音符
4章 熟語
内容説明
現在の学校の漢字教育は漢字を「理解する」作業が置き去りにされてしまっています。本書では、次の順番で漢字のしくみに焦点を当てて解説をします。1.音読み、2.訓読み、3.音符、4.熟語(漢語)。この順番で学ぶことにより、漢字という文字のしくみを理解し、漢字の成り立ちから意味を読み解く力を自然と身につけることができます。
目次
第1章 音読み(音読みの起源 漢字の「音」とは何か;音読みの種類 音読みには3種類ある ほか)
第2章 訓読み(訓読みの種類1 正訓 漢字の「訓」とは何か?;訓読みの種類2 熟字訓 2文字以上の漢字に日本語の読みを当てた熟字訓 ほか)
第3章 音符(音符とは何か 「部首」と「音符」の違い;単語家族1 音符は「音」だけでなく「意味」も表す ほか)
第4章 熟語(熟語を学ぶ理由 熟語を通して、漢字をより深く理解する;熟語の学び方 熟語を学ぶときの3つのポイント ほか)
著者等紹介
小原広行[オハラヒロユキ]
駒場東邦中学校・高等学校教諭。1967年生まれ。千葉県出身。2009年よりNHKラジオ「高校講座古典(現在は古典探究(ラジオ第2・Eテレ))」の漢文を担当。2010年より東京書籍の国語教科書の編集委員。また、信州大学で年に2回、ゲストティーチャーとして「漢文学基礎」の特別授業を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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