SB新書<br> 世界の大転換

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SB新書
世界の大転換

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  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815635787
  • NDC分類 319
  • Cコード C0231

出版社内容情報

アメリカ中心の秩序の解体!
大国割拠の行く末は?

後退するアメリカ、仕掛ける中露、混迷する欧州、戦略なき日本――

この世界のありようが私たちの知っていたそれから大きく様変わりしつつある。その転換の内実とは何なのか? アメリカが「目指すべきところ」をもはや指し示さず、自信をつけた中国やロシアなど非・西側諸国は、かといってグローバルな覇権を目指しはしない。大国たちはそれぞれに内憂を抱えながら、それぞれの世界を作り直そうとしている。大国が割拠する、激動の時代に備えるための新しい見取り図。

中国、アメリカ、ロシア、ヨーロッパ、安全保障――
ロシア軍事専門家の小泉悠氏が、各界の豪華メンバーと「大転換」を具体的かつマニアックに語り尽くす!


【目次】

第1章 中国から見る大転換
小泉悠×津上俊哉×熊倉潤

世界の大転換とは何か
「トランプ関税」を中国はどう受ける?
「タイプ2:180度の転換」でハイテク近代へ
「一つの大陸に二頭の虎は並び立たない」
海には「三つの大国」が入る?
習近平パンダ説
中国が自由貿易体制の「新しいリーダー」?
中国とロシアの「勢力圏」思想の違いと共通点
太平洋には米中両国が入る十分な広さがある
アメリカの空白が生む中国勢力圏の拡大
中国にイーロン・マスクは出現するのか?
習近平はこの先10年のゼロ成長・低成長に耐えられるか
中国版・氷河期世代の苦悩
「特権階級の子どものSNS」が炎上
主権国家のあとは「マスク王国」?
「中国ヒューマノイド」がサブスクになる未来
中国の軍事費増はGDPのおまけ?
軍需産業で広がる影響力
台湾有事と孫子の兵法
ロボット化人民解放軍
戦争における死の“効用”

第2章 アメリカから見る大転換
小泉悠×金成隆一

アメリカの「小物化」と世界への影響
アメリカにもロシアにもある「都市と地方の格差」
第2次トランプ政権とヒスパニックの支持
「学歴格差」をトランプの下品さが癒やす
切り取り動画で「都会のリベラル嫌い」が拡散
選挙戦略としての「トランスジェンダーのトイレ問題」
「汗まみれで帰ってきて政治記事なんか読むか?」
ヴァンスは新ヒーローなのか?
SNSと怒りの娯楽化
イーロン・マスクとAI競争
「彗星のごとく現れた」オバマとヴァンスの共通点
アメリカが世界のリスク要因に
エニウェア族VS.サムウェア族

第3章 ロシアから見る大転換
小泉悠×小林昭菜

戦争を始めたのは、本当にプーチンなのか?
転換となった2011年の反政府デモ
ロシアの中間層が保守になる経済的理由
ロシアは冷戦を克服できているか?
ロシア人、ウクライナ人のアイデンティティ
「“V”(国)か“Na”(地域)か問題」
ロシア人のメンタルヘルスの悪化(帰還兵のPTSD)
戦死率の地域格差
「敵国研究」というロシアとの付き合い方
ウクライナ戦争後のロシアの立ち位置
「昭和のおっさん・プーチン」を選んだロシア
ロシア人が『1984』『夜と霧』を読む理由

第4章 ヨーロッパから見る大転換
小泉悠×合六強

ロシアの「30年軸」の大転換
ロシアの「ソフトな勢力圏構想」
プーチンのオウンゴール
NATOの「脅威認識ギャップ」
NATOの二重の拡大抑止構造は維持できるのか
NATO最大の危機とは?
「招かれた帝国・アメリカ」の80年軸
NATOの「プレハブ・モデル」
アジアシ

内容説明

この世界のありようが私たちの知っていたそれから大きく様変わりしつつある。その転換の内実とは何なのか?アメリカが「目指すべきところ」をもはや指し示さず、自信をつけた中国やロシアなど非・西側諸国は、かといってグローバルな覇権を目指しはしない。大国たちはそれぞれに内憂を抱えながら、それぞれの世界を作り直そうとしている。大国が割拠する、激動の時代に備えるための新しい見取り図。小泉悠氏が各界の豪華メンバーと語り尽くす!

目次

第1章 中国から見る大転換 小泉悠×津上俊哉×熊倉潤(世界の大転換とは何か;「トランプ関税」を中国はどう受ける? ほか)
第2章 アメリカから見る大転換 小泉悠×金成隆一(アメリカの「小物化」と世界への影響;アメリカにもロシアにもある「都市と地方の格差」 ほか)
第3章 ロシアから見る大転換 小泉悠×小林昭菜(戦争を始めたのは、本当にプーチンなのか?;転換となった2011年の反政府デモ ほか)
第4章 ヨーロッパから見る大転換 小泉悠×合六強(ロシアの「30年軸」の大転換;ロシアの「ソフトな勢力圏構想」 ほか)
第5章 安全保障から見る大転換 小泉悠×村野将(アメリカの変質と日本の立ち位置;軍事パレードの代わりにハリウッド映画? ほか)

著者等紹介

小泉悠[コイズミユウ]
東京大学先端科学技術研究センター准教授。1982年、千葉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。民間企業勤務、外務省専門分析員、未来工学研究所特別研究員などを経て、現職。専門はロシアの軍事・安全保障(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kei-zu

17
保守・リベラル、資本主義・共産主義、ウソ・ホントの対軸が揺らぐ現代において、対談形式で欧米や中国の「大転換」を論じる。端境期ゆえにそれぞれの方向性は見えがたいが、最新の分析は勉強になりました。2026/02/03

16
26年1月。参考になる論点、視座が多い。「(略)こうした変革の中での日本の立ち位置は、どうにもあやふやである。変化しつつある世界から何かを摑み取ろうとしているという感じが5回の対話からは今ひとつ得られなかった。これは日本政府の問題というよりも、私を含めた日本国民全体の感度の問題であろう」■津上∶主権国家のもう一つのリスクは「代議制民主主義はもうアカン」ではないでしょうか。これほど分断が進むと、代議制民主主義にはまともなことはできない。小泉∶めちゃくちゃなことを言って注目を集めた人が選挙に通ってしまう(続く2026/02/04

奏市

11
仕事柄、貿易・経済安保関係の記事は少し読んできたが、当然軍事やパワーバランスの話は絡むんで、読んで勉強になった。こういう本の感想を書く場合、政治的な立場が見え隠れして批判の的になりうるので書き辛い。専門家は庶民とは全然違う次元で先を考え、最悪の場合に備えた考察をしているのを改めて感じた。我々の危機感の欠如。トランプが異質なのではなく、アメリカはこういう周りのことを気にしない方向に行くのは、成り行きとして当然のことだというのが腑に落ち、のほほんと生活していては後々慌てふためくことになるなと少し気が重くなる。2026/02/22

Satoshi

7
◎ウクライナ戦争でテレビで意見を聞く小泉さんを初めて読んだ。各主要国の専門家との対談形式で面白かった。1月に発売された本だが対談がだいぶ前のものもあり、内容が少し古かったりするのが残念。各地の動向が専門家の分析や情報収集によって知ることができる。2026/02/15

iwtn_

5
米国、ロシア、中国、欧州、安全保障と、それぞれの専門家と著者が対談・鼎談するスタイルでサクサク読める。どこの国・地域も問題を抱えつつ、日本の立ち位置・対応をどうしていくのか、という話で興味深かった。米国の話を読んで、シビル・ウォーの映画を観てしまった。大国間に挟まれる形である日本は欧州みたく小さく連合しづらさあるよなぁ。あの辺は過去の色々もあり難しさも大きそうだけど。とはいえ、日本にも周辺とは問題を抱えていなくはない。歴史は終わらず、シュリンクしていく国の中で何をするか。意味のあることをしたいものだ。2026/01/10

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