SB新書<br> 植物たちに心はあるのか

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SB新書
植物たちに心はあるのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815628819
  • NDC分類 471.3
  • Cコード C0240

出版社内容情報

開花の準備に一年もかけるサクラ。
育てる人にやさしい声をかけられた園芸植物。
触られて葉を閉じるオジギソウ。
暗い中でも上へ上へと伸びるモヤシ。
金鉱脈を「探し当てた」ユーカリ。

あの植物たちの思いとは!?
ベストセラー『植物はすごい』著者による、
植物の驚きの生き方を学ぶ最新刊。

~「はじめに」より~
私の専門は「植物生理学」というもので、「植物の生き方」を対象とする分野です。そして、私は、「植物たちは生き方の極意を知っており、たくましく命を守って生きているということを、多くの人に知ってほしい」と思っています。そのため、植物に心や心意気、気持ちを感じる事例を紹介する機会をいただくことは嬉しいことです。もし、それが読者のより良い人生や生き方につながるのなら、望外の喜びになります。

内容説明

植物生理学の専門家が植物たちの心に思いをめぐらす。「心」を切り口にして、植物たちの生き方を支える巧みな性質やしくみに迫る。モヤシ、ユーカリ、サボテン、キキョウ、キンシバイ、ゲッカビジン、オシロイバナ、エンドウ、スミレ、ホトケノザ、タンポポ、イチゴ、アサガオ、モクレン、ホウレンソウ、ムギ、イラクサ、ヒガンバナ、アセビ、ハエトリソウ、チューリップ、クスノキ、オジギソウ、コスモス、カーネーション、サクラ、ウメ、キク…。多くの植物が登場。

目次

第一章 植物たちの生き方に心を感じる(植物たちは、「動きまわりたい」と思っているのか?;植物たちは、「光を欲しい」と思っているのか?;植物たちは、「水を欲しい」と思っているのか?;植物たちは、「二酸化炭素を欲しい」と思っているのか?)
第二章 子孫の繁栄を願う親心(植物たちが、花に込める思いとは?;「一人ででも、子どもを残したい」という思いを遂げる!)
第三章 からだを守り、命をつなぐための心意気(「暑さや寒さに打ち勝つ!」という心意気;「紫外線に負けない!」という心意気;食べられる宿命に備える心意気)
第四章 まるで心があるかのような反応(刺激に反応する心があるかのようなしくみ;人間の刺激に心で反応するようなしくみ)
第五章 植物の心、日本の心(サクラの心情を探る!;「日本人の心の花」は?)

著者等紹介

田中修[タナカオサム]
1947年京都生まれ。農学博士、植物学者。専門は植物生理学。京都大学農学部卒業、同大学院博士課程修了。スミソニアン研究所博士研究員、甲南大学理工学部教授等を経て、同大学名誉教授。NHKラジオ番組「子ども科学電話相談」でも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

111
田中先生の本は、いつも平易な言葉で植物の凄さを教えてくれる。何より、先生の植物への愛情――というより尊敬が伝わってきて、温かい気持ちになる。植物は「動き回ることができない」のではなく「動く必要がない」んだ。種の多様性を確保するために自家受粉を避ける様々な工夫、春に花が咲く理由、紫外線に負けない工夫、食べられない工夫、冬の野菜が甘い理由…など、植物たちの懸命の生き方が紹介されるが、それは、恰も「植物たちに心がある」ようだという先生の思いが本書のタイトルである。読み終わって、心がチョット優しくなった気がする。2025/05/26

Micky

5
“こころはあるか!“ときたもんで、オォッコレは期待出来る新説か?で即購入。植物の生き方、子孫を残すメカニズム、命をつなぐ体の機能を擬人化して著している。ということで本書の内容は目新しくはないが、植物の生態についてはわかりやすく、時折なるほどね、と思うところはある。結局❤️については言及せずじまいだけど、普通に考えて、残念だけどないな。2025/04/18

Go Extreme

2
植物の心有無の探求 植物の心意気 気持ち えらい かしこい植物 背丈伸び調節 フィトクロム 水分屈性 水求め伸びる根 植物の驚異的根性 気孔開閉 水 光合成ジレンマ 自家受粉回避の仕組み 花粉媒介 不安と戦略 自家受粉 保険的子孫継承 有性 無性生殖 両刀遣い 種子 耐え忍ぶ生命力 葉の汗 蒸散冷却効果 夜長感知 冬の到来予知 越冬芽 冬への備え 春化処理 冬の寒さ要求 紫外線対策 抗酸化物質 捕食と共存の植物戦略 種子発芽時期選択の賢さ 桜開花 一年がかり 合格電報 サクラサク 植物との共栄の世界希求2025/04/27

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