出版社内容情報
・九州説に近畿説、「邪馬台国」の本当の所在地を地理から読み解く
・徳川家康が「関ケ原の戦い」に勝てた本当の理由は、小早川秀秋の裏切りではなく「気候」だった!?
・三重県の「複雑な地形」が生み出した「伊賀の忍者」
日本史と地理は、高校の科目では別々に扱われていますが、
両者にはじつは多くの「接点」があります。
本書では、日本史と地理の「接点」がある出来事や事象を取り上げて、
日本史と地理の両方の観点から解説します。
日本史と地理は、同時に学ぶと10倍わかる!!楽しくなる!!!
内容説明
学校では、日本史と地理は別の科目として学びます。しかし、日本史と地理には密接な関係があり、2つの視点を横断することで、学びがより深く、より楽しくなるのです。そこで本書では、日本史に登場する歴史人物や出来事などの「なぜ?」を取り上げ、地理の視点を用いながら読み解きます。
目次
第1章 「地形・気候」から日本史の「なぜ?」を読み解く(“旧石器時代”“地形”ナウマンゾウはどうやって朝鮮半島から日本に来たのか?;“弥生時代”“地形”九州説に畿内説。「邪馬台国」の場所を地理から読み解く ほか)
第2章 「貿易・産業」から日本史の「なぜ?」を読み解く(“鎌倉時代”“貿易”最終的に、たんなる「海賊」から貿易を担う「商人」になった倭寇;“室町時代”“貿易”「琉球王国」繁栄の秘密は貿易の形態にあった! ほか)
第3章 「農業・工業」から日本史の「なぜ?」を読み解く(“弥生時代”“農業”戦乱の多発と稲作の意外な関係;“古墳時代”“農業”なぜ、渡来人は5世紀に日本に来たのか? ほか)
第4章 「人口・まちづくり」から日本史の「なぜ?」を読み解く(“奈良時代”“都市”なぜ、平城京・平安京では条坊制が採られたのか?;“平安時代”“都市”千年以上にわたり、日本の中心を担った京都の地理的なメリットとは? ほか)
第5章 「宗教・文化・民族」から日本史の「なぜ?」を読み解く(“古墳時代”“宗教”なぜ、弥生時代以降は古墳がつくられなかったのか?;“飛鳥時代”“宗教”仏教と神道はどうやって融合したのか? ほか)
著者等紹介
宇野仙[ウノタケル]
駿台予備校地理科講師。1978年、北海道旭川市生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、キーエンスに入社し、営業職に従事。キーエンスを退職後、予備校業界に入り、Z会東大進学教室講師や河合塾地理科講師を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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