内容説明
拒食症、リストカット、パニック障害…中学時代からうつ歴十数年の“なっちゃん”が見つけた「くじけそうな毎日」をラクに生きられる方法。
目次
序章 私と「うつ」との十数年 つらい毎日が少しずつ穏やかな日々に変わるまで(うつとの出会いは中学時代;初めて病院に行く ほか)
1章 もう、自分を追いつめない こころがだんだんラクになるヒント(「幸せ探し」、はじめてみませんか;「なんでもできる」さんから卒業する ほか)
2章 ムリしないのに楽しくいられる 疲れない人づきあいのコツ(なんでも受け入れてくれる友人じゃなくてもいいんじゃない?;うつの匂いを感じる人には告白してみる ほか)
3章 朝の目覚めから夜眠るまで 小さな幸せを感じられる17の習慣(太陽の光で目覚める;この一杯で朝が変わる ほか)
著者等紹介
杉山奈津子[スギヤマナツコ]
静岡県静岡市生まれ。中学時代、うつ病になる。東京大学薬学部卒業後、実家にてしばらく休養。その後状態が回復、現在ではうつと上手につきあいながら、執筆や講演活動を通して、うつ病で悩む人たちへの啓発活動等をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シグマ
8
私も鬱病からくる失読症の時期がありましたが全然勉強なんて手につきませんでしたよ。なのに東大受験…???鬱より拒食症はどうしたんだって感じです。闘わなくてはならないのは病気だけじゃなくて環境とか仕事とかじゃないのかなあ。2013/11/19
しろがね
4
私も双極性障害Ⅱ型。さらさらっと読めたこと、いい病院が見つかったこと。共感できてわかるわかる!っていうところが多かった。 まだ安定しきってない私ですが、そんな日もあるよねって思いながら過ごすヒントになりそう。2021/01/12
kawasaki
3
前半は著者の鬱との歩み。後半は鬱と折り合いをつけて生きるヒント。自らの病と付き合ってきた著者のやわらかい文章には、当事者に響く言葉がある。鬱の人だけでなく、生きにくい、疲れたと感じている人にも後半部の「ヒント」はよいかも。2013/01/16
saboten130
3
読みやすいです。言葉も柔らかい。最後のアドバイスはどうなんだろう?と思うのですが。。でも受け入れることの大事さは共感できました。2011/12/23
melon
2
他の、うつに関する本と違って、前向きになれた本。感動した。2014/03/01
-
- 和書
- 鉄の物語 化学の物語