SB新書<br> 欲望の仏教史 - 日本史のダークサイド

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欲望の仏教史 - 日本史のダークサイド

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  • サイズ B40/新書判
  • 商品コード 9784815626488
  • Cコード C0221

出版社内容情報

なぜ信長は比叡山に火をつけたのか?
誰も触れてこなかった仏教のタブーに斬りこむ!

・僧侶でありながら天皇の座を狙った「道鏡」
・鎌倉幕府が寺社に与えた「経済利権」
・武装して町に繰り出し、人々に恐怖を与えた「僧兵」
・「東大寺」と「興福寺」 の血みどろの争い
・傀儡政権を打ち立て、100年間の自治を実現した「加賀の一向一揆」
・激しい弾圧下での信仰の拠り所となった「隠れ念仏」
・宗教者でありながら政治家としての才能を見せた「崇伝」
・平和な江戸時代を支えた「管理システム」 としての仏教
・謎に包まれた徳川家のスパイ「虚無僧」
・「僧侶」×「性」 のスキャンダルに終わりなし
・明治維新後の日本に深い影を落とした「廃仏毀釈」

仏教や僧侶に関する「質素な生活の中で真摯に祈りを捧げ、人々を救いに導く」
といったイメージは、決して間違いではない。
しかし同時に、お世辞にも清廉潔白とは言えないような欲深く、暴力的で、堕落した歴史 を歩んできたことも事実である。

こうした仏教の闇の側面に目を向けると、現代の仏教界が抱える課題につながる点も多い。
本書では、日本の仏教が辿ってきた闇の歴史 にあえて光を当て、私たちと宗教との関係性を問い直すことを試みる。


【目次】

【目次】

はじめに ―― 比叡山焼き討ちから見える「仏教の光と闇」

第1章 仏教伝来と国家統治
仏教の伝来
仏教の受容を巡る対立
宗教統治システムとしての仏教
天皇と出家
称徳天皇と道鏡

第2章 鎌倉新仏教の誕生と武家勢力の台頭
末法の到来
極楽往生と鎌倉新仏教
武家勢力と宗教特権
経済利権を握る仏教
「名字籠め」と「丑の刻参り」

第3章 武装する僧侶たち
僧兵の登場
分裂する比叡山・奈良
権力にたてつく寺院勢力
南都焼き討ち
比叡山焼き討ち
親鸞と浄土真宗
憂き目を見る一向宗
石山合戦

第4章 一向一揆と仏教民衆運動
加賀の一向一揆
日蓮宗の流行と衰退
東西本願寺の分裂

第5章 「邪宗」への弾圧
日蓮宗不受不施派と日奥
激しい弾圧、止まぬ信仰
キリスト教と南蛮寺
キリスト教への警戒と強制改宗
一向宗の禁止
薩摩藩の隠れ念仏

第6章 戦国の怪僧
日光東照宮の生みの親:天海
家康の宗教政策のブレーン:存応
幕府を裏で操る怪僧:崇伝
崇伝の仏教者としての一面

第7章 江戸時代の仏教統制
寺院間の上下関係
寺社奉行による取り締まり
管理システムとしての仏教
寺院建立規制
「寺請制度」と「檀家制度」
戒名で稼ぐ寺院
徳川家のスパイ:普化宗

第8章 仏教、性、破戒
女人禁制の歴史
現代に残る女人禁制の思想
性に奔放な僧侶たち
男色と寺院

第9章 廃仏毀釈と近代仏教への転換
明治維新と廃仏毀釈
幻の巨大寺院:内山永久寺
巡礼文化の衰退

おわりに

闇の仏教史年表
参考資料

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