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出版社内容情報
「先輩はいつも先輩ですね」
サンタとの出会いをきっかけに再び短歌の道を歩むと決めたスクイ。
復帰のため歌集の発売とともにサイン会に臨むことにした彼女だったが、
会場で突然現れた元クラスメイトの白鳥求歌が立ちふさがる。
「久しぶりだね、スクイ」
彼女はなぜかスクイに対し敵意を持っていた。さらにはサンタも巻き込んでスクイに決闘を申し込み師弟対決を行うことに。
「わかってます。先輩にもモトカにも絶対負けないと言っているのです」
過去のスクイを知るモトカの本音とスクイとサンタの恋の行方は――。
これは恋する少女に再び想いを伝える恋物語。
内容説明
「先輩はいつも先輩ですね」サンタとの出会いをきっかけに再び短歌の道を歩むと決めたスクイ。復帰のため歌集の発売とともにサイン会に臨むことにした彼女だったが、会場で突然現れた元クラスメイトの白鳥求歌が立ちふさがる。「久しぶりだね、スクイ」彼女はなぜかスクイに対し敵意を持っていた。さらにはサンタも巻き込んでスクイに決闘を申し込み師弟対決を行うことに。「わかってます。先輩にもモトカにも絶対負けないと言っているのです」過去のスクイを知るモトカの本音とスクイとサンタの恋の行方は―。これは恋する少女に再び想いを伝える恋物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
46
スクイの元クラスメイトで因縁を持つ新ヒロインのモトカの登場によりラブコメ色が前巻より増していましたが、その所為でこの作品の売りでもある短歌とスクイとの絡みがどうしても少なくなってしまっていて。詩織さんと手毬先輩もたしかに魅力的ではあるものの、本末転倒ではないかなと思ったり。とは言え終盤のスクイとサンタの絡みは甘いのなんの。次巻からは高校生編になりそうで楽しみです。2024/12/18
よっち
29
サンタとの出会いをきっかけに再び短歌の道を歩むと決めたスクイ。復帰のため歌集の発売とともにサイン会に臨む彼女に、元クラスメイトの白鳥求歌が立ちふさがる第2弾。なぜかスクイに対し敵意を持ち、サンタも巻き込んでスクイに短歌と都々逸による異種対決を突きつける求歌。そんな彼女に振り回されながら、明らかにされてゆく2人にあった過去の因縁。相変わらず詩織さんも存在感を見せる中、心揺れるスクイの心境がなかなか難しいと思いながら読んでいましたが、2人に向き合ってその仲を取り持つために奔走したサンタの頑張りが印象的でした。2024/12/14
椎名
12
今回は都都逸がテーマ。とはいえ触れられる内容が最低限という感じで、どちらかというと新しく登場したキャラクターとヒロインや主人公のやりとりがメインになっており、本作の持ち味であるところの短歌が生かしきれていないように感じられて少々勿体なく感じてしまった二巻だった。続刊というものの難しさ、とあとがきで触れていたが、正しくその壁にぶつかった結果だったのかなという印象だ。ラストの短歌が美しく、非常に気持ちのいい締め方だったのは良かった。2025/01/08
kenitirokikuti
11
ついでに24年12月発売の第二巻も購入した。もう少し上手く書けてると嬉しいのだが、展開されるドラマが他愛のない中学生日記どまりなので滋味に欠けた。大きな減点はないが、細かい加点が多いというわけでもない。作中人物が自作の歌を実際に披露するというチャレンジを成功させるのは難しすぎる、というのが本音。2025/01/03
ほたる
11
真っ直ぐなその気持ちだけを書き綴る。短歌と都々逸の異種歌合せで過去に起きた出来事を詠み解いていく。スクイの気持ちとサンタの気持ちはやはりみそひともじで繋がっている。サブキャラクターたちも活き活きしてて良かったな。2024/12/16
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