出版社内容情報
なぜ、中東は紛争が絶えないのか?
パレスチナ自治区とはどんな地域なのか?
ハマスとはどんな組織なのか?
イスラエルはなぜ攻撃されたのか?
それぞれの宗教はどう関係しているのか?
世界各国は、この紛争(戦争)をどう見ているのか?
アメリカは? 中国は? ロシアは? そして日本は?
ハマスVSイスラエルの紛争の複雑な背景を、池上さんが基礎の基礎から解説。
内容説明
いまこそ、イスラム世界に対する深い理解を。なぜ中東でイスラム教徒も関係した紛争が続いているのでしょうか。その理由の多くは宗教対立ではなく、「土地をめぐる争い」です。でも、中東の紛争はユダヤ人の国イスラエルとイスラム教徒のアラブ人との対立に見えることがしばしばです。ユダヤ教とイスラム教は、どこがどう異なるのか。さらにキリスト教はどう関わるのか。いわゆる「兄弟宗教」と言われる三つの一神教は、どんな関係なのか。この関係が整理できれば、あなたの国際情勢への理解度は格段に向上するでしょう。
目次
第1章 イスラム教ってどんな宗教?―「イスラムの世界」がわかると世界が見える(ハマスの奇襲にイスラエルが反撃、双方に多数の死者;世界三大宗教とは? ほか)
第2章 ハマスとはどんな組織か?―パレスチナの代表組織ではない(武力衝突の背景にあった長年の争い;パレスチナ問題の基礎を確認しよう!! ほか)
第3章 イスラエルとはどんな国か?―建国に込められたユダヤ人存続の思い(国際社会の関心がウクライナから中東に移った;ヨーロッパのユダヤ人の3分の2が殺された ほか)
第4章 サウジアラビアとはどんな国か?―中東問題のカギを握る王国(サウード一族が支配する王国;不思議の国サウジアラビアの暮らしは? ほか)
第5章 世界はイスラム世界とどう付き合うか?―アメリカ、中国、ロシア、日本の立場を知る(サウジアラビアがイスラエルに接近;サウジアラビアとイスラエルを仲介したアメリカの狙いとは ほか)
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。1994年4月から11年間にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。わかりやすく丁寧な解説に子どもだけでなく大人まで幅広い人気を得る。2005年3月、NHK退職を機にフリーランスのジャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活動。名城大学教授、東京工業大学特命教授など、5大学で教鞭を執る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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