出版社内容情報
本田秀夫[ホンダヒデオ]
著・文・その他
内容説明
「多数派」「標準」「友達」に合わせなくてもいい―これは、「発達障害の子に世間一般の基準に合わせることを求めて、無理をさせてはいけない」ということを意図しています。とはいえ、学校とは、集団活動が多く、そのためのルールもいろいろと設定されています。まさに「多数派」「標準」「友達」に合わせるべき最たるところ。では、発達障害の子は、いったいどうやって学校と折り合いをつけていけばいいのでしょうか?
目次
第1章 親と先生ができること
第2章 学校の中の発達障害(そもそも「発達障害」とは;発達障害の子は、どうして学校で困っているのか;子どもはなんのために学校に行くのか;いま学校はどんな教育をしているか;あらためて、親と先生にできることを考える)
第3章 学力と知的障害・学習障害(そもそも「学力」とは何か;そもそも「教育」とは何か?;あらためて、学校教育を考える;学力と知的障害・学習障害)
第4章 特別な場での教育―学校・学級の選び方(特別な場での個別の教育とは;特別な場では、どんな支援が受けられるのか;学校・学級の選び方;特別支援教育の「その後」)
第5章 これからの学校教育(学校を小さな「共生社会」に;「共生社会」での過ごし方;将来に向けて、いまできること)
著者等紹介
本田秀夫[ホンダヒデオ]
信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授・同附属病院子どものこころ診療部部長。特定非営利活動法人ネスト・ジャパン代表理事。精神科医師。医学博士。1988年、東京大学医学部医学科を卒業。東京大学医学部附属病院、国立精神・神経センター武蔵病院を経て、横浜市総合リハビリテーションセンターで20年にわたり発達障害の臨床と研究に従事。発達障害に関する学術論文多数。英国で発行されている自閉症の学術専門誌『Autism』の編集委員。2011年、山梨県立こころの発達総合支援センターの初代所長に就任。2014年、信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部部長。2018年より現職。日本自閉症スペクトラム学会会長、日本児童青年精神医学会理事、日本自閉症協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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