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出版社内容情報
過干渉しないことを条件に付き合っていた空也とファティマ。人付き合いが苦手な二人だが、一緒に生活する中で互いを深く知り、婚約を前提に交際を始めることに。
しかし、それには当然、保護者である小縁の許可が必要で……?
一方、正式に恋人として付き合い始めた二人は他者と関わることを前向きに捉えつつあった。テストの勉強会に球技大会。次第にクラスメイトとも少しずつ打ち解け合う二人。
だけど、二人だけの時間はやっぱり特別で。周囲とのかかわりが増えた分、前よりも愛おしく感じて――。
一つ屋根の下で育む恋の物語、ひたすらに甘い第2巻。
内容説明
過干渉しないことを条件に付き合っていた空也とファティマ。人付き合いが苦手な二人だが、一緒に生活する中で互いを深く知り、婚約を前提に交際を始めることに。しかし、それには当然、保護者である小縁の許可が必要で…?一方、正式に恋人として付き合い始めた二人は他者と関わることを前向きに捉えつつあった。テストの勉強会に球技大会。次第にクラスメイトとも少しずつ打ち解け合う二人。だけど、二人だけの時間はやっぱり特別で。周囲との関わりが増えた分、前よりも愛おしく感じて―。一つ屋根の下で育む恋の物語、ひたすらに甘い第2巻。
著者等紹介
千羽十訊[チバジュウジン]
第六回GA文庫大賞にて、『神楽剣舞のエアリアル』で優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
33
過干渉しないことを条件に付き合っていた空也とファティマ。人付き合いが苦手な二人だが、一緒に生活する中で互いを深く知り、交流も広がってゆく第二弾。保護者である小縁に婚約の許可を求める二人。一方、空也と正式に恋人として付き合い始めたファティマが、テストの勉強会に球技大会などを通じて打ち解けてゆく空也の友人・紅葉、彼の幼馴染・蛍花とその友人の晴花。空也以外の人が増えたことで見せるファティマの表情はなかなか新鮮で、その心境の変化を感じさせてくれましたけど、二人だけの時間はやっぱり特別な彼らのこれからに期待ですね。2022/12/14
まっさん
23
★★★★ 正直一巻の満足度がそこまで高くなかったので購入するか迷っていた今巻でしたが、これは買って良かったと思わされる一作でした。 前巻では主人公のあまりにも堅苦しい話し口調と思っていたより甘くないラブコメ作品だという部分があまりハマらなかった記憶がありますが、今巻では主人公の話し口調に関しては殆ど違和感なく読み進める事が出来、また甘さがないラブコメ作品という部分に関してもそれを通り越した熟年夫婦かのようなやり取りを見せ付けられる事で別の満足感を得られたので良かったなと。 そして評価を一段と上げたのが→2022/12/22
rotti619
10
作中の言葉を借りれば、”アクの強い”香良洲空也と北欧系和装美女ファティマ・クレイの2人が正式に付き合った後のお話。1巻はこのアクの強さ(因みにアクが強いのはファティマも同様)に、少々ついていけない感があったのだが、理解した上で迎える2巻目になるとこの回りくどさが心地よくなってくる。交友関係の少ない2人の為に、紅葉が紹介する新キャラ2人もまたクセが強いのだが、この作品の雰囲気に良く合っていた。後半の空也と紅葉の過去話から派生する球技大会(剣道)の一件も、この作品ならではの雰囲気を醸し出している。2023/03/12
真白優樹
9
空也とファティマの関係が恋人で婚約者に進む中、周囲との人間関係ができ始める中、空也が球技大会で剣道に挑む今巻。―――歪だとしても愛した、その心に嘘はない。 無理に踏み込まぬ、けれど踏み込みたいから踏み込んでいく。こそばゆい関係が更に深まる中、絆がまた一つと強くなっていく巻であり、独特の距離感の甘さが更に心に刺さる巻である。確かに変わる、もっと特別になっていく。何気ない大切を積み重ね、これから二人はどんな関係へと変わっていくのか。その変化の先に何が待っているのか。 次巻も須らく期待であるべし。2022/12/19
パパサレン
4
実質夫婦の二人がただただ愛おしい。男の子する空也とそれを支えるファティマ。もう本当末永くお幸せにとしか言えない。紅葉と蛍花は幼なじみ止まりなのかそれともその先はあり得るのか乞うご期待。2022/12/20