出版社内容情報
気づかぬうちに、庭や軒下、プランターの端に根を下ろしている雑草たち。
「放っておいていいの?」ともやもやしたり、「これ、全部抜くのか…」とうんざりしたりしたことはありませんか?
ひと口に「雑草」といっても、その名前や個性は千差万別。
姿がかわいらしくかつ他の雑草を退けてくれるもの、でしゃばらずに甘い香りで心をなごませてくれるもの、観賞以外の用途がありそうなもの、美しいからといって放置すると大変なことになるもの……。
本書は、そんな面々130種以上を紹介するとともに、「どのように対処し、愉しめばいいのか?」をお伝えする1冊です。
あなたの身近なスペースで過ごす時間が、よりよいものになりますように。
内容説明
一番身近な植物「雑草」とメリハリつけて付き合う方法。怖い強敵?それともよき隣人?130種+αの素顔に迫る。
目次
第1章 庭に招きたくなる愛らしい雑草(奇妙な趣味に泣かされて―スミレ;春の青空は変幻自在―タチツボスミレ ほか)
第2章 つつましく香る貴重な顔ぶれ(草むらの調香師―ノジスミレ;ヴィーナスの吐息―ニオイタチツボスミレ ほか)
第3章 花が小さくとも華を添える名わき役(気難しくも幸せなクローバー―シロツメクサ;壮麗な紅いぽんぽん―ムラサキツメクサ ほか)
第4章 寂しい日陰を彩ってくれる野草(日陰を照らす美麗な逸材―ムラサキケマン;華麗な常備薬―ユキノシタ ほか)
第5章 超難敵!生命力抜群の面々(小さな時間泥棒―カタバミ;急増する時間泥棒―オッタチカタバミ ほか)
著者等紹介
森昭彦[モリアキヒコ]
1969年生まれ。サイエンス・ジャーナリスト、ガーデナー、自然写真家。1999年より自宅でガーデニングを始め、1000種以上の試験栽培や関東圏でのフィールドワーク、国営公園における植栽管理を通して、雑草の発生や栽培種への影響を調査し、執筆・撮影を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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