ＳＢ新書 井上芳雄のミュージカル案内

井上 芳雄【著】

ＳＢクリエイティブ（2021/04発売）

• サイズ 新書判／ページ数 246p／高さ 18cm
• 商品コード 9784815608187
• NDC分類 775.4
• Cコード C0274

出版社内容情報

ブロードウェイミュージカルから、ヨーロッパミュージカルまであらゆるヒット作が日本で上演されるミュージカルブームの中、ミュージカルファンに向けて、ミュージカルオタクを自負し、ミュージカル界のプリンスと呼ばれる人気絶大の俳優、井上芳雄が自身の体験からの豊富な知識で、ミュージカルの歴史など基本情報、ミュージカルのおもしろさとは何か、ミュージカルの舞台に立つこと、ミュージカルのバックステージなどを語る。

入門者におすすめのミュージカル作品ベスト10、リピートしたくなるミュージカル作品ベスト１0、心に響くミュージカルナンバーベスト10などを選出。

元劇団四季の加藤敬二との『キャッツ』をはじめとする作品の作り方などを語った対談も収録。ミュージカル用語などの資料も充実。

内容説明

ミュージカルオタクを自負し、「ミュージカル界のプリンス」と呼ばれる人気絶大の俳優、井上芳雄が自身の体験から豊富な知識で選んだミュージカル作品、ナンバーを解説。『キャッツ』『オペラ座の怪人』から『エリザベート』『モーツァルト！』まで、ブロードウェイ、ロンドン、ウィーンミュージカルの名作、新作、話題作を網羅。ミュージカルのバックステージなど演じる側から見た知られざるエピソードも満載！

目次

第１章　ミュージカルとはなにか？
第２章　入門者にすすめる作品ＢＥＳＴ１０
第３章　見逃せない名作ＢＥＳＴ１０
第４章　心に響くミュージカルナンバーＢＥＳＴ１０
第５章　演じた役のＥＰＩＳＯＤＥ１０
第６章　バックステージ対談
第７章　資料編

著者等紹介

井上芳雄［イノウエヨシオ］
１９７９年、福岡出身。東京藝術大学音楽学部声楽科在学中の２０００年、ミュージカル『エリザベート』皇太子ルドルフ役でデビュー。以後、さまざまな舞台で活躍する一方、音楽番組への出演やコンサートの開催など歌手活動も意欲的に行い、またドラマやバラエティ番組へも出演するなど活動の幅を広げている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[めい]

人気のミュージカル俳優による作品案内。入門10作は大体知っているが、名作10作はほとんど分からず、色んなミュージカルを観に行きたくなる。ただ東京大阪までで地方には•••という作品も多いのが悲しい。せめて配信とか増やしてくれないかな

2021/04/25

[m]

宝塚から派生し四季やオペラ、ミュージカルを観るようになったのでまた少しお勉強。よく名前は聞くけどあらすじを知らない作品が多く紹介されていて、次に何を観るか決めるのに役立つ。井上芳雄の舞台は観たことがないが、本来なら宝塚特別出演で観る予定だった。小池修一郎は宝塚だけでなく日本のミュージカル史に名を残すような人なのだとなぜか私が誇らしい気持ちに。2021年100冊目。

2021/05/27

[バナナカプチーノ]

日本ミュージカル界のトップを走る井上芳雄によるミュージカルの解説本。よっしーがいかにしてミュージカルを志すようになった経緯も詳しく読めたし、代表的な作品、楽曲、よっしーが演じた役の解説がとても面白いです。元劇団四季の加藤敬二さんとの対談も読み応えありました。ミュージカルファンは必読です。

2021/10/12

[サチ]

ミュージカル俳優、井上芳雄によるミュージカル案内。井上のこれまでの歩み＋オススメ作品＋ミュージカル関係者との対談の構成。ネットで批判の多かった「作品のあらすじ」は本当に間違いだらけでひどいが、それ以外に「解説」も間違いだらけ、第一章の井上のエッセイ（？）部分も校正不足が多々ある。インタビュー記事も、前後の流れが繋がらないところも多く、総じて日本語能力の低い編集が作ったとしか思えない。しかしそれでも井上のミュージカル愛と、業界を愛を持ちながら冷静な目で見ている聡明さは伝わった。（すでに回収済み）

2021/05/23

[まー]

誤植で回収されているらしいがそのまま読んだ。さまざまなミュージカル作品が解説されていた。最後の対談が面白かった。

2021/04/14