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出版社内容情報
「あなたがそばにいてくれるなら、僕は大丈夫です。きっと--」
世界の運命を分かつ、フギルとの最終決戦に勝利したルクスは、次期国王となって新王国を立て直す決意を固めつつ、今まで育んできた少女たちとの『答え』を迫られる。
誰を選ぶか悩み、迷うルクスに対し、クルルシファーは全員がそろう場で、ひとつの意外な提案をする。
一年間の国王生活と学生生活の両立という新たな王道を、かつて咎人だった少年は歩き出す。
数多の死闘を切り抜け、英雄になった少年と、支え続けた『騎士団』の少女たちが掴んだ未来とは--
王道と覇道が交錯する、"最強"の学園ファンタジーバトル、完結!!
内容説明
世界の運命を分かつ、フギルとの最終決戦に勝利したルクスは、次期国王となって新王国を立て直す決意を固めつつ、今まで育んできた少女たちとの『答え』を迫られる。誰を選ぶか悩み、迷うルクスに対し、クルルシファーは全員がそろう場で、ひとつの意外な提案をする。一年間の国王生活と学生生活の両立という新たな王道を、かつて咎人だった少年は歩き出す。数多の死闘を切り抜け、英雄になった少年と、支え続けた『騎士団』の少女たちが掴んだ未来とは―王道と覇道が交錯する、“最強”の学園ファンタジーバトル、完結！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
30
世界の運命を分かつフギルとの最終決戦に勝利したルクス。次期国王となって新王国を立て直す決意を固めた彼が、今まで育んできた少女たちとの答えを出す第二十弾。保留していた決断を下そうとするルクスに対し、クルルシファーが出した意外な提案。数多の死闘を切り抜け英雄になったルクスと、彼を支え続けた『騎士団』の少女たちそれぞれとの最後の甘いエピソードは、彼とヒロインたちが積み上げてきた関係性がよく出ていました。ヒロインたちと力を合わせて最後まで戦い抜いたこの物語の結末と考えるとこれはこれで良かったのかもしれないですね。2020/08/06
しまふくろう
26
シリーズ最終巻。最後まで表紙も挿絵も可愛らしくて良かった。 物語は諸々の問題に決着をつけた話。世界観的にも許されているし、こうしないと収まらないだろうなあという妥当な結末だった。2020/08/11
nishiyan
13
最終決戦に勝利したルクス。次期国王となって新王国再建を決意する中、リーシャを筆頭としたヒロインたちとの関係に結論を出す最終巻。クルルシファーからの思わぬ提案から新たに始まる彼女たちとの生活はそれまでの長い道のりもあってしっとりと甘く描かれているのがよかった。何と言ってもフィルフィが幸せになったのが一番ですね。幼なじみヒロインが報われない作品が多い中で彼女がルクスに掛けた問いと答えには心打たれた。形は変わっても、二人の中では変わらない関係というのは見ていて心地よく、真のヒロインは彼女ではないかと思った。2020/08/23
真白優樹
13
最終決戦も終わり、王として新王国の立て直しに奔走するルクスが答えを迫られ、答えを選ぶ最終巻。―――これからも皆で。それが一番の幸福な選択。 諸々の問題、そして世界の悪を取り除いた先に待つのが本当の戦い。一冊丸ごとエピローグ、英雄となった後もまだまだ休ませぬとばかりにルクスが奔走する巻であり、答えを出したヒロイン達との甘々な時間が綴られる、大団円の余韻が温かくて優しい巻である。これから先も皆で共に。この最強の面々が集っている限り、きっとこの国は大丈夫なはず。その道程に幸福を願って。 うん、とても面白かった。2020/08/15
ごぅ。
9
ルクスと少女たちの結末。本編その後の収束。想いを告げて想いに応えて。イラストも合間に入っていてこのお話の最終巻にふさわしかったと思います。2020/12/29
