出版社内容情報
AppleデベロッパーはSwiftUIに備えよ!!
Swift 5の新機能に加えて、SwiftUIの根幹に関わるプロパティラッパ、関数ビルダについても徹底解説。
iPhone、iPad、macOS開発者、必読の一冊!!
SwiftはiPhone、iPad、MacなどのAppleプロダクト向けのプログラミング言語として2014年に登場し、言語仕様と実装の改良が進められてきました。今年の春に発表されたSwift 5 ではコンパイル済みコードの互換性の確保(ABI安定性)が主要なテーマとされ、言語仕様自体に大幅な変更はないものと思われていました。
ところが、6月に開催されたWWDC (Worldwide Developers Conference) で状況は一変、開発者コミュニティは大騒ぎとなります。
SwiftUIが突然発表されたのです。WWDCのライブ映像を見ていた世界中の開発がその記述方法にショックを受けました。『これがSwiftだって』?
SwiftUIは宣言的な記述によってGUIを構築できるフレームワークです。Apple社が丁寧なチュートリアルを用意していたこともあって、SwiftUIは比較的短期間のうちに認知されるようになりました。一方、その記法(埋め込みDSL記法)の技術的側面に関して、まとまったリファレンスは未だ存在しないようです。
本書ではそのような部分にまで踏み込んで、実際に動作するサンプルコードをもとにSwiftUIの記法の背景について解説を試みています。
内容説明
AppleデベロッパーはSwiftUIに備えよ!!2019年9月、Xode11とともにリリースされたSwift5.1対応。プロパティラッパや関数ビルダーなど、SwiftUIの根幹に関わる機能についても徹底解説!!。iPhone、iPad、macOS開発者、必読の一冊。
目次
Swiftでプログラミング
関数
構造体
オプショナル
プロトコル
基本的なデータ型
パターン
クラスと継承
メモリ管理
拡張
エラー処理
クロージャ
ジェネリクス
メモリへのアクセスとポインタ
カスタム属性とDSL記法
GUIとの連携
著者等紹介
荻原剛志[オギハラタケシ]
大阪大学大学院基礎工学研究科修了。工学博士。現在、京都産業大学情報理工学部教授。ソフトウェア開発手法に関する研究、深層暗号に関する研究を行う。ToyViewerなど、国際的に定評のあるmacOS用ソフトウェアの開発者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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