出版社内容情報
技術的課題に目的と根拠をもつ意思決定をどう設計し実行するかを解説!
複雑な技術と組織の課題に対して、目的と根拠をもった再現可能な意思決定をどのように設計し実行するを解説します。早い段階での制約や困難の理解から、戦略の洗練、方針の策定、実行と運用まで、実践的なプロセスを説明します。またStripeやUber、Calmなどの具体的な事例を通じて、システムの移行、APIの廃止、プラットフォームへの投資といった重要な判断に取り組むための手順を学びます。
【目次】
内容説明
「うちにはエンジニアリング戦略なんてない」と考えているエンジニアはたくさんいます。しかし実態は「存在しない」のではなく、言語化されていない、共有されていない、あるいは単に機能していないだけかもしれません。その結果、組織は何十人、時には数百人ものエンジニアの時間を、本来避けられたはずの混乱に費やしています。本書は、Stripe、Uber、Calmなどで著者が実際に関わった組織での経験をもとに、複雑な技術的・組織的課題に対して戦略を作り上げるための実践的なプロセスを解説します。制約の把握から診断、方針策定、運用まで、ステップごとのプロセスに加え、Wardleyマッピングやシステムモデリングといった戦略を磨く技法を学ぶことで、戦略を「絵に描いた餅」から「実行に移される計画」へ変える技術を身につけられます。戦略は経営層だけのものではありません。あなたが今いる場所からでも組織の意思決定に変化を起こせます。本書はシニアエンジニア、エンジニアリングマネージャー、アーキテクトまで、技術と組織の交差点で複雑さに向き合うすべての人のための一冊です。
目次
第1部 エンジニアリング戦略の導入(イントロダクション;エンジニアリング戦略は役に立つのか?;誰が戦略を立てるのか?;いつ戦略を書くべきか、どれくらい書くべきか?)
第2部 エンジニアリング戦略を構築するためのステップ(エンジニアリング戦略を構築するためのステップ;探究;診断;洗練;方針策定;運用;読みやすいエンジニア戦略の書き方;理論と実践の橋渡し)
第3部 洗練に使うツール(反復的な洗練のための戦略テスト;システムモデリング;Wardleyマップ)
第4部 ケーススタディ(サービスマイグレーション戦略;LLM導入戦略;プライベートエクイティ体制下での戦略;顧客データへのアクセス戦略;サービスアーキテクチャ戦略;プロダクトエンジニアリング戦略;Stripeにおける開発者、API、買収戦略)
第5部 今後に向けて(この戦略は優れているか?;戦略スキルを高める方法;戦略に関するリソース)
著者等紹介
ラーソン,ウィル[ラーソン,ウィル] [Larson,Will]
ImprintのCTOであり、Carta、Calm、Stripe、Uberでシニアエンジニアリングリーダーシップの役割を担っている
岩瀬義昌[イワセヨシマサ]
東京大学大学院学際情報学府を修了後、東日本電信電話株式会社に就職。大規模IP電話開発に携わった後、2014年よりNTTコミュニケーションズにてソフトウェアエンジニア、テックリードとしてWebRTCプラットフォームの開発に従事する。その後、人事として全社の人材開発・組織開発を推進し、同社のR&D組織に移る。アジャイル開発・プロダクトマネジメントの全社支援を経て、現在はNTTドコモビジネスの生成AIチームのエンジニアリングマネジャー。また、個人事業主としても活動しており、スタートアップや大企業を支援している。早稲田大学非常勤講師(2020年~)。テクノロジーポッドキャストであるfukabori.fmのパーソナリティ
岩瀬迪子[イワセミチコ]
東京大学教養学部卒。IT企業のバックオフィスを経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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