出版社内容情報
例題を試しながら地理空間データ分析の基本を学べる!
数字だけの分析ではなく、地理空間を組み合わせることで、より立体的で精度の高い予測、分析ができるため、注目を集める地理空間データ分析をPythonで行うための入門書です。
既存の公開データ、Jupyter Notebookで提供されているサンプルコード、QGISというオープンソースのGISソフトを使い、手軽に試して結果を出力してみることができます。空間データ分析において重要ながらも見過ごされがちな、正確なマップをデザインするコツ、非定型データ型の処理のテクニックなどもフォローしています。
内容説明
地理空間データ分析は、地図や道路などのオープンな情報を分析することで、渋滞予測やナビゲーションなどの有用な情報を得る強力な手段です。さらに、衛星に搭載された各種のセンサーによる画像や国勢調査の情報などを組み合わせることにより、森林破壊や人種差別問題などの社会的課題に対する知見を得る「ロケーションインテリジェンス」として活用することができます。本書は、地理空間データ分析に必要な基本的な知識―GIS、データの種類、空間統計学、可視化技術などを紹介し、公開データとJupyter Notebookで提供されているさまざまな社会課題に関するサンプルコードと解説、QGISなどのオープンなツールを利用して実践的に理解を深めることができる一冊です。
目次
1章 地理空間データ分析入門
2章 地理空間データ分析に必要なツール
3章 QGIS:PyQGISによる地理空間データ分析と処理アルゴリズム
4章 地理空間データ分析のクラウド化:Google Earth Engineとその他のツール
5章 OpenStreetMap:OSMnxで地理空間データにアクセスする
6章 ArcGIS Python API
7章 GeoPandasと空間統計学
8章 データのクリーニング
9章 GDALを試す
10章 Pythonによる気候データの測定
付録A その他のリソース
付録B 参考文献
感想・レビュー
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