出版社内容情報
合気道創始者、植芝盛平開祖は「合気道は負けない」と語り、道場破りも珍しくなかった時代のこの言葉は決して絵空事ではありませんでした。開祖が合気道に確かに込めた本当の強さ、ボクシングにも対抗し得る戦う力を徹底的に検証します。
内容説明
植芝盛平は言った。合気道は負けない。合気道が創始された大正~昭和初期、道場破りも珍しくなかった時代、何と相対しても負けないだけの技術が確かに必要だった。その術理を徹底的に明らかにしていく。これは合気道の“臨床実験”である。合気道は、ストレート・パンチにも対応できる!開祖が考えた、実戦術理と「負けない理由」を解明!!
目次
第1章 植芝盛平翁は言った「合気道は負けない」
第2章 武道の殺傷技術 合気道における武術性
第3章 相手の攻撃に負けない体捌き・足捌き
第4章 相手と争わない雲・川の流れ 自然の天理の合気道
第5章 対打撃での一足入身
第6章 宇宙・自然界が手本とした合気道の技の構造と体系
第7章 開祖が伝えようとした技に触れた言葉
著者等紹介
飯田イチロオ[イイダイチロオ]
1945年、横浜生まれ。1963年、合気道本部道場に入門。日本大学芸術学部放送学科卒。現在、合気道七段。「成城合気道クラブ」を主宰するほか、歴史研究家としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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