出版社内容情報
病との戦いの舞台はいつだって、しんどい。
がんと闘いながら、第一線で活躍する心理カウンセラーの
心がラクになるノウハウ!
心の様子は体に出ます。
どんな病も、状況も、「しんどい」と感じたら自分でケア。
セルフメンタルケアで心を整え、ものごとに向き合う。
それは、「無限の可能性につながる扉を開く」ということです。
がん告知された心理カウンセリングのエキスパートが、自ら培ったノウハウでメンタルコントロールを実践!
乳がんを発症し、著者自らが経験した「告知」「手術」「抗ガン治療」……。ともすれば、心折れそうなときにメンタルのプロはどのように対処したのか。周囲はどのように接すればよいのか。
本書は長年、多くの人のメンタル管理に携わってきた心理カウンセラーである、私の体験を記したものです。がんという壮絶な病いを体験することになったとき、ちょっとしたメンタルサポートのプログラムを活用することで、心が少しラクになったり、ホッとしたりする考え方やノウハウを、実際のがん治療の経過とともに紹介しています。(「はじめに」より抜粋)
CONTENTS
●第1章 がんの発見
1それは突然のようで……突然でなく
病院は安全を確認しに行くためのものと考える
2病院は「いかに気軽に利用するか?」
検査は違和感があったらすぐに受ける
3治療方法を考える
告知=終わりじゃない。治療方針をしっかり考える
4母が教えてくれたこと
未来のために「今」何をするか?
5カミングアウト(公開)してちゃんと治療できる環境をつくろう
カミングアウトは自分でしっかりと考えよう
6カミングアウトしたときに見えてくるもの
ちゃんと弱音を吐ける環境を整える
7がんになったことの納得感
がんになったことで自分の人生を後悔しない
8情報どうする?
ネット情報はますます自分を不安にする
9安心できる情報は、がんの経験者のお話です
優しい気持ちにさせてくれるがんサバイバーを見つけよう
10検査の待ち時間は自分の好きなものと接する
自分を癒やしてくれるものを本気で探そう
11しんどくなってきたぁ!!
ここから始まる長い闘いはメンタルがすべて
●第2章 セカンドオピニオン、そして手術へ
12「セカンドオピニオン」という選択
治療方針は納得するまで話し合う
13セカンドオピニオンの探し方
しんどいのは自分。だから自分が納得することを選ぶ
14手術前の過ごし方
楽しいこと、好きなことに意識を向けて自分に優しく
15病気になったことですでに失っているものがある
今は多くを失う決断をしながら命を守る
16そうなんですよね。それでも病はし
内容説明
がんと闘いながら、第一線で活躍する心理カウンセラーの心がラクになるノウハウ!
目次
第1章 がんの発見
第2章 セカンドオピニオン、そして手術へ
第3章 リハビリ開始
第4章 クリスマスに再手術
第5章 最大の難関!抗がん剤治療
第6章 病は未完成な私を完成させるのか?
第7章 そして回復への旅は続く
著者等紹介
浮世満理子[ウキヨマリコ]
全心連公認上級プロフェッショナル心理カウンセラー。日本メンタルトレーナー協会公認メンタルトレーナー。株式会社アイディアヒューマンサポートサービス代表取締役。一般社団法人全国心理業連合会代表理事。一般社団法人日本メンタルトレーナー協会理事。一般財団法人全国SNSカウンセリング協議会常務理事。カリフォルニア、エサレン心理研究所にて心理学を学び、ニューヨークで心理カウンセラー、セラピスト、ドクターなど幅広いネットワークを持つ。帰国後、株式会社アイディアヒューマンサポートサービスを設立。オリンピックの選手をはじめとするアスリートのメンタルトレーニングのほか、経営者や芸能人など多くのメンタルケアを行う。その一方、2011年東日本大震災では被災者のメンタルケア活動を行うなど、災害ボランティアも積極的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。