内容説明
上級者でも空手の見方がガラリと変わる!!本来は…上段正拳突きは存在しない?蹴りは関節技として使う?沖縄で発祥し、武術として伝承された空手。しかし、本土に伝わる際に多くの技の意味が誤解され、本来の技が失われてしまった!
目次
序章 剛柔流拳法とは何か?
第1章 「突き」の不思議
第2章 「チンクチ」と「ガマク」をわかりやすく
第3章 「受け」の不思議
第4章 「蹴り」の不思議
第5章 「型」の不思議
第6章 型を実用化する、沖縄に伝わる鍛錬法
第7章 技に活きる予備運動
第8章 世界が求める沖縄伝統空手
著者等紹介
佐藤哲治[サトウテツジ]
1971年生まれ。沖縄空手道拳法会静岡県支部・剛琉館館長。剛柔流拳法師範。本土の空手を学んだ後、沖縄古伝剛柔流空手拳法の久場良男師、新城孝弘師に師事。沖縄と地元の御殿場市を行き来しながら、自らの修練とともに、国内外を通じて指導にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yyhhyy
5
空手のルーツを沖縄まで戻り、蹴り技が打撃ではなく関節技目的だったという説など中国武術とのブリッジがイメージできる本。自分は空手をやったことがないのでわからないけど、やったことがある人には稽古の型の目的が見えて面白いのではないだろうか。2021/11/06
やま
3
例によって俺では理解が難しい高度な内容なのだが、類書の中で抜群に読みやすく、読み物として面白い。著者は40半ばを過ぎてムエタイやキックボクシング、プロレスまでチャレンジしたという。そういう柔軟さが文章に出ているのだろうか。2019/11/27
M K
1
剛柔流の話なのでわからない部分もあったが、面白い所もあった。2020/12/26
たかちん
1
空手を修行している中で疑問に感じるような事柄が平易に解説されており、参考になる。 もっとも、現在の空手界は流派が多すぎて解説を読んでも理解できない人もいると思う。2019/12/28
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