清代の衛生防疫システムとその近代的変容

個数:

清代の衛生防疫システムとその近代的変容

  • ウェブストアに8冊在庫がございます。(2026年02月05日 02時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 508p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784814006229
  • NDC分類 498.022
  • Cコード C3022

出版社内容情報

近代衛生の概念は、いつ、どのようにして中国社会に受け入れられたのか。清代の防疫体制の形成と変容を精緻にたどり、「衛生」という語が伝統から近代へと転生していく過程を明らかにする。西洋科学と東洋思想が交錯するその軌跡は、単なる制度史を超えて、近代化の精神史をも照らし出す。清代から近代まで続く「衛生」をめぐる思考の系譜を、歴史の深層から掘り起こす一疫病と人間、国家と社会、科学と文化の関係を問い直す、本格的衛生史研究。


【目次】

  日本語版への序
 
序 論
一 「衛生」の登場
二 中国百年来の衛生史研究
三 研究の趣旨
四 研究のアプローチと枠組み

第一章 近代における「衛生」概念の登場
一 はじめに
二 「衛生」の伝統的概念と近代的概念
  1.伝統的な「衛生」
  2.近代的衛生概念と伝統との区別
三 「衛生」概念の変動の始まり(一八七四―一八九四)
  1.近代日本における「衛生」の形成とその中国に対する初期の影響
  2.西洋衛生知識の流入と「衛生」概念のひそやかな変化
    (1)近代西洋衛生知識の流入と概念の表現
    (2)「衛生」概念のひそやかな変化
四 「衛生」概念の変動の進展(一八九四―一九〇五年)
  1.「衛生」概念の変動に対する日清戦争の影響
    (1)日本からの影響の強まり
    (2)積極化する中国社会の「衛生」への態度
  2.「衛生」という用語の広まりと言葉の内包の変化
五 近代的「衛生」概念の確立(一九〇五―一九一一年)
六 小結

第二章 清代における衛生観念の発展と変遷――疫病に対する観念
一 はじめに
二 疫病の予防(避疫)と治療(治疫)――前近代における疫病に対する観念
三 清末における衛生防疫の観念の変化
四 小結

第三章 清代における衛生規制とその近代的変化
一 はじめに
二 清代前期の相関規制
  1.環境の清潔と衛生
  2.河川(堀)の清掃
  3.遺体と棺の処理
三 清末における衛生行政の導入と設立
  1.清潔
  2.検疫
四 清末衛生行政の基本的特徴
五 小結

第四章 清代都市における水環境問題を探る
一 はじめに
二 類型と性質――主要史料概観
三 穢濁と清澄――史料が示す正反対の景観
四 抜粋を超えて――史料とその映し出す歴史景観の分析
五 小結

第五章 清代における汚物の処理とその近代における変遷
一 はじめに
二 前近代における中国の汚物処理
三 租界における汚物の処理――上海公共租界を例に
四 衛生問題の政治化と汚物処理方法の変化
五 余論――汚物の処理と近代公衆衛生概念の形成

第六章 清代の清潔観念と実践、およびその近代における変化
一 はじめに
二 伝統的認識における「清潔」と疾疫
三 衛生防疫という視角からの近代的「清潔」観念の形成
四 清潔行為の行政化
五 健康か自由か――身体の近代的選択
六 小結

第七章 清末検疫制度の導入およびその権力関係
一 はじめに
二 検疫実施の契機および各主体の心態と認識
  1.朝廷と官府
  2.士紳エリート
  3.一般民

内容説明

近代衛生の概念は、いつ、どのようにして中国社会に受け入れられたのか。清代の防疫体制の形成と変容を精緻にたどり、「衛生」という語が伝統から近代へと転生していく過程を明らかにする。西洋科学と東洋思想が交錯するその軌跡は、単なる制度史を超えて、近代化の精神史をも照らし出す。清代から近代まで続く「衛生」をめぐる思考の系譜を、歴史の深層から掘り起こす―疫病と人間、国家と社会、科学と文化の関係を問い直す、本格的衛生史研究。

目次

第一章 近代における「衛生」概念の登場
第二章 清代における衛生観念の発展と変遷―疫病に対する観念
第三章 清代における衛生規制とその近代的変化
第四章 清代都市における水環境問題を探る
第五章 清代における汚物の処理とその近代における変遷
第六章 清代の清潔観念と実践、およびその近代における変化
第七章 清末検疫制度の導入およびその権力関係
第八章 清末期における衛生防疫と近代的身体の形成
結語―「近代」の“緊箍児”
付録一 嘉慶道光時期の疫病とその社会的影響
付録二 本音と建前―二〇世紀中国の疫病と公衆衛生の俯瞰

著者等紹介

余新忠[ヨシンチュウ]
中国浙江省臨安出身、1969年6月生まれ。2020年~現在 南開大学歴史学院院長。2000年 南開大学歴史学博士学位取得

姚毅[ヨウキ]
大阪公立大学客員研究員

福士由紀[フクシユキ]
東京都立大学人文社会学部教授

石野一晴[イシノカズハル]
清泉女子大学総合文化学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品