出版社内容情報
都市の強靱化には、地震に強いライフラインが必須である。本書では特にパイプラインの耐震設計法を包括的に論じる。設計式の理論的背景や解析精度についても詳述。
内容説明
都市の強靱化には、地震に強いライフラインが必須である。本書では特にパイプラインの耐震設計法と耐震安全性に関わる性能設計法を包括的に論じる。設計式の理論的背景や解析精度についても詳述。
目次
第1章 ライフラインシステム(ライフライン地震工学の歴史;ライフラインの分類と特徴 ほか)
第2章 ライフラインのための地盤震動解析(地震波動伝搬;入力地震動 ほか)
第3章 パイプラインの耐震設計法(地盤震動に対するパイプラインの耐震設計法;地盤変状に対するパイプラインの耐震設計法概説 ほか)
第4章 ライフライン施設の地震時挙動解析(構造物の地震応答解析;伸縮可撓継手の地震時損傷被害分析 ほか)
第5章 ライフラインの性能設計法(耐震設計法の性能設計化;機能性能解析と性能設計 ほか)
付録
著者等紹介
小池武[コイケタケシ]
1948年京都生まれ。1971年京都大学工学部交通土木工学科卒業。1976年京都大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士、川崎製鉄株式会社入社。1978年コロンビア大学研究員。2003年武蔵工業大学都市工学科教授。2010年京都大学大学院工学研究科教授。2013年JICAミャンマー高度工学教育プロジェクト学術アドバイザー。2021年日本ニューロン株式会社管路防災研究所シニアフェロー。専門は土木工学、ライフライン地震工学、構造設計学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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