農業開発の現代史―冷戦下のテクノロジー・辺境地・ジェンダー

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  • サイズ A5判/ページ数 457p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784814004294
  • NDC分類 611.1
  • Cコード C3020

出版社内容情報

農村を根幹から変えた機械化・化学化。冷戦体制下の変貌を映す鏡としての農村共同体の激動の歴史が、新たな戦後史を描き出す。

内容説明

食と農の営みが土から遊離した戦後。転換点から見る農村空間の変貌―。農村を根幹から変えた機械化・化学化。冷戦体制下の変貌を映す鏡としての農村社会の激動の歴史が、新たな戦後史を描き出す。

目次

「土とテクノロジー」の深い転換点―グローバルな比較農業史視点からの冷戦期「開発主義」批判の試み
第1部 食と農の技術開発―冷戦下の東アジアとアメリカ(アメリカ農産物の日本市場開拓計画―小麦とコメからみる1950年代;アメリカのTVAによる窒素肥料の開発と普及―民間企業への無償技術移転と州農業機関の活動を中心に;戦後沖縄 せめぎあう人びとの生存戦術―農業研究指導所・普及事業の主導権をめぐる論争に着目して ほか)
第2部 土とテクノロジー―辺境地からモデル農村へ(帝国日本の崩壊と戦後開拓―軍馬補充部跡地を焦点として;酪農家になるということ―上北パイロットファーム入植者の戦後経験;「殿様開拓」から酪農専業経営の成立まで―根釧パイロットファーム初期入植者の経験 ほか)
第3部 農村のテクノロジー受容―科学知・教育知とジェンダー(農村女性への教育と裁縫―大阪府北部における新制高校定時制分校家庭科に着目して;農村における生活の改善と家電の導入―女性らしさの変容に着目して;農業機械の受容と女性たちの健康学習―長野県下伊那郡松川町の事例から)
冷戦下の農業・農村開発の歴史的理解に向けて

著者等紹介

足立芳宏[アダチヨシヒロ]
1958年生。京都大学大学院農学研究科教授(近現代ドイツ農業史、比較農史学)。京都大学大学院農学研究科博士後期課程満期退学、京都大学博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

22
1950年代のアメリカ余剰農産物の日本市場開拓、米占領期の沖縄と韓国の農業開発、世銀借款による機械開墾事業としてのパイロットファーム事業史、西ドイツの辺境地農村開発事業、戦後日本の農村のテクノロジー受容とジェンダーとの関係。冷戦体制下における農業・農村開発の深い転換を重層的に明らかにする試みが成されている。注目はミシガン・ミッションの一環としての沖縄とマーシャルプランを呼び水とする西ドイツ農業開発の類似性とその違い。「開発=工業化」をテーマとする地域開発研究が多い中で本書の着眼点は独特。2023/03/18

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