環境人間学と地域<br> No Life,No Forest―熱帯林の「価値命題」を暮らしから問う

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環境人間学と地域
No Life,No Forest―熱帯林の「価値命題」を暮らしから問う

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  • サイズ A5判/ページ数 290p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784814003341
  • NDC分類 654
  • Cコード C3325

出版社内容情報

「生活無き森林保護」の枠組みをラディカルに問い直し,そこに暮らす人々の視点から森の価値を捉え,保護への新しい道筋を模索する。

内容説明

「熱帯林問題」がリオ・サミットの最重要課題となって以来、数多くのプロジェクトが立ち上がり、だれもが真摯に問題に取り組んできた。にもかかわらず熱帯林は減少し続け、地域によっては、この間に熱帯林の消失が加速されたところすらある。それは何故か?森の民に寄り添ってきた若い研究者たちが、「“生活なき”森林保護」の枠組みをラディカルに問い直し、そこに暮らし関わる人々の生の姿から、「森の価値」と新しい人と森との関係を模索する。

目次

序章 熱帯林の価値を問う―「内なる他者」の考えていること
第1章 「しなやかさ」と「はかなさ」のはざまで揺れ動く生のかたち―中部アフリカ、バボンゴ・ピグミーの社会変容の経験から
第2章 森への道、森からの道―カメルーン南部のカカオ農民の事例から
第3章 揺らぐ食の「分かちあい」―ペルー・アマゾニア、シピボの森林利用から
第4章 “持続可能性”の時代と未来―パナマ東部先住民エンベラの暮らしと新たなキカイ
第5章 伐採会社と地域住民の緊張関係と協働―カリマンタンにおけるダヤックの森林利用
第6章 開発の光と影―インドネシア・バタム島のマングローブ林
第7章 大規模火災からの復興に関わる―インドネシア・スマトラの熱帯泥炭地の事例から
第8章 “自分らしく生きること”がつくる懐の深いコーヒーの森―異なる生業が支え合うパナマ中部の農村の暮らし
第9章 ママイはとても幸せ―尊厳を取り戻す場所としてのアマゾン熱帯林
人を生かす森、森を生かす人