出版社内容情報
高2の莉緒はあることから親友に裏切られ、学校での居場所を失くしていた。もう消えちゃってもいいかな――。と、歩道橋の手すりをつかんだある日、幸野悟と出会った。「また明日!」彼の言葉に、明日になれば、何かが変わるかもしれない…そう期待してしまう。翌日、莉緒と同じクラスに悟が転校してきたのをきっかけに、いつしか彼に惹かれていく。少しづつ日常が変わり始めてきたと思い始めたある日、悟の秘密を知ってしまい――。衝撃の事実に涙が止まらない、青くて痛い今を生きる君へ送る青春恋愛ストーリー。
内容説明
高2の莉緒はあることから親友に裏切られ、学校での居場所を失くしていた。もう消えちゃってもいいかな―。と、歩道橋の手すりをつかんだある日、幸野悟と出会った。「また明日!」彼の言葉に、明日になれば、何かが変わるかもしれない…そう期待してしまう。翌日、莉緒と同じクラスに悟が転校してきたのをきっかけに、いつしか彼に惹かれていく。少しづつ日常が変わり始めてきたと思い始めたある日、悟の秘密を知ってしまい―。衝撃の事実に涙が止まらない、青くて痛い今を生きる君へ送る青春恋愛ストーリー。
著者等紹介
水瀬さら[ミナセサラ]
神奈川県出身。『あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った』(アルファポリス)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
35
あることから親友に嫌われて学校での居場所をなくしてしまった高2の莉緒。居場所を失くして歩道橋で諦めかけたある日、転校生の幸野悟と出会う青春小説。悟が掛けてくれた言葉に、明日には何かが変わると期待したくなった心境の変化。同じクラスに転校してきた悟の言動から、少しずつ変わり始める日常。なかなか素直になれないながらも、自分を気にかけてくれる悟に惹かれていく一方で、知ってしまった悟の秘密は衝撃的で、相反する想いが事態を複雑にした感もありましたけど、それでも変わらない想いに向き合っていく二人を応援したくなりました。2024/02/19
なみ
17
消えてしまいたいと思っていた高校2年生の莉緒の日常は、幸野悟と出会って変わり始める。 悟のことを、受け入れるか拒絶するかの狭間で揺れている莉緒の刺々しさがとても愛おしかったです。 途中までは恋愛ものとして楽しみつつ、中盤以降の衝撃的な展開にやられました。 過去は変えられないけれど、これから先の未来は自分で選べる。 そんな強いメッセージを感じる作品でした。2024/03/02
栗山いなり
10
親友に裏切られた少女が歩道橋で一人の少年と出会うことから始まる青春小説。いじめのシーンが結構キツかったのと終盤の展開が結構ぶっ飛んでた印象があった。なんだかんだで収まるとこに収まって良かった…のか?2024/02/22
シャトーブリアン
7
★★★★★ なんて心が痛い青春小説なんだ・・・ 自分の命を投げ出す瞬間に彼と出逢ったことで莉緒の人生は一変する。悟がいることにより莉緒の生活は徐々に改善されていくのですが、中盤で悟の過去が明らかになり暗闇に突き落とされた気分です。まさかこんな展開を持ってくるとは・・・情緒が乱れまくりです!!! この劇薬とも言える起爆剤のおかげ?で莉緒自信の心も大きく変わり家族との絆も深まったと思います。 最後のエピローグのシチュエーションも最高で莉緒の成長を喜ばしく思います!2024/01/31
わたしのなはからあげ
3
話の展開おもしろかった︎^_^ 主人公心ひろすぎー2024/08/16