スターツ出版文庫<br> この雨がやむまで、きみは優しい嘘をつく

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スターツ出版文庫
この雨がやむまで、きみは優しい嘘をつく

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784813712718
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「明日、雨が降ったら死のう」――でもあの日、君は私の生きる理由になった
母子家庭で育った倉木は、病気の妹の治療費のために野球をやめ、無気力に生きていた。そんなある雨の日、「あなたを買いたいの」とクラスメイトの美少女・春野に告げられる。彼女は真顔で倉木の時間を30万円で買うと言うのだ。なぜこんな冴えない自分を? 警戒し断ろうとした倉木だが、妹の手術代のことが浮かび、強引な彼女の契約を受け入れることに…。しかし、彼女が自分を買った予想外の理由と過去が明らかになっていき――。ラスト彼女の嘘を知ったとき、切ない涙が溢れる。痛々しいほど真っ直ぐで歪な純愛物語。

内容説明

母子家庭で育った倉木は、病気の妹の治療費のために野球をやめ、無気力に生きていた。そんなある雨の日、「あなたを買いたいの」とクラスメイトの美少女・春野に告げられる。彼女は真顔で主人公の時間を30万円で買うと言うのだ。なぜこんな冴えない自分を?警戒し断ろうとした倉木だが、妹の手術代のことが浮かび、強引な彼女の契約を受け入れることに…。しかし、彼女が自分を買った予想外の理由と過去が明らかになっていき―。ラスト彼女の嘘を知ったとき、切ない涙が溢れる。痛々しいほど真っ直ぐで歪な純愛物語。

著者等紹介

此見えこ[コノミエコ]
10万部突破の「きみが明日、この世界から消える前に」エブリスタ小説大賞×スターツ出版文庫大賞の大賞を受賞し、書籍化デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なみ

16
高校生の倉木はある日、中学時代のクラスメイトの春野に、30万円で時間を買いたいと頼まれる。 春野と過ごすうちに、抑えていた自分の気持ちに気づいていく倉木。 過去の出来事も絡んだ謎要素もあって面白かった。 倉木は春野とこれからも一緒にいたいと思うようになるが──。 優しい嘘の内容がとても切なかったです。 当たってほしくなかった予感が当たってしまい、最後の方は胸が苦しくなりました。 それでも読後感が爽やかなのは、倉木が春野によって、しっかりいい方向に変わったからなのだと思います。2022/06/19

彩灯尋

13
小さな奇跡。過ぎてしまった時間は戻せないけど、時間をかけて前を向くことなら出来る。こうして少しずつ強い大人になっていくんだろうな。死にたがりの少女が出会った生きる理由、彼女がついた隠されている嘘。読後の余韻が心地良い作品だった。2023/11/02

Mau

6
1週間君の時間を買わせてよーーー。 ある日、突然、主人公の前に中学時代の同級生が現れて、1週間一緒に過ごしてくれたら30万あげるとバイトの提案をしてくる。 病気の痛みや苦しみの中で他者を気遣うことが自分だったらできるだろうかと読み終わった後も考えてしまう。それができたのは絶望しかない中で一瞬でも寄り添ってくれた主人公の存在と雨のように降り注ぐ優しさと言葉だったのかな。2024/08/30

かける

5
母子家庭で病気の妹がいる高校生。大好きな野球をやめ、バイトをしてるが無気力になってた。そこに元クラスメートが1週間一緒に過ごす時間を買いたいと現れる。2人が過ごす時間がとても穏やかで暖かく感じる。純粋に彼のために動く彼女の思いが切ない。絵馬のシーンはグッと胸にくる。妹へのプレゼントにドリルがあるのは笑えた2023/09/27

葛城騰成

5
 妹が遊具から落ちて頭に怪我を負ってしまい、診察をする為にお金が必要になった。母子家庭なのもあり、金の工面をする必要があった。主人公である倉木は好きだった野球部をやめて良いバイトがないか探すことを決意する。ある日、ヒロインである春野に声を掛けられ、倉木の一週間を30万円で買いたいと言ってくる……という物語。  倉木が妹が遊具から落ちた理由を一緒に遊んでいたヒロインたちに確認していなかったり、好きな物を自由に変える友人に嫉妬していたりと、話の展開に煮え切らない部分がいくつか存在していた。2022/10/09

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