内容説明
5歳の誕生日に突然前世の記憶を取り戻したサマラ。かつてプレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生していたと気づく。このまま16歳になれば断罪エンド確定。破滅回避のためには世界最強の偉大な魔法使いである父・ディーを味方につけて守ってもらうしかない!クールで人嫌いなパパの溺愛をゲットするため、サマラは今日もいい子で頑張ります!
著者等紹介
桃城猫緒[モモシロネコオ]
埼玉県出身。現在、小説サイト「Berry’s Cafe」で執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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虚と紅羽
18
ファザコンものだけどファザコンものじゃなかったけどやっぱりファザコンだった。 珍しい恋愛模様だなぁ。コンプレックス系は匂わせても家族愛の方が強過ぎて誰ともくっつかない作品が多いなか、これはちゃんとお相手がいて。おかげでファザコンぶりが抑え気味ともいえる。 そしてこれは見事なご都合展開!ファンタジーにも限度があるのよ?ね? ゲームの正ヒロインが超絶ウザイ。口調・一人称・セリフがもうネタ枠なのかと。年齢差20歳の乙女ゲームはしらない、と思ったけど人外だと余裕で三桁差とかあるな。2021/04/11
りおる
8
5歳の時に前世の記憶を取り戻したらサマラ。この世界が乙女ゲームの世界で自分が16才で死亡が確定している悪役令嬢に転生したことに気づく。回避のために攻略対象でもある父親、ディーを味方につけ守って貰うために好感度をあげようと奮闘。結果、パパ大好きなファザコンとなり、結果的にハッピーエンド。話自体は読みやすくずっと読めたけど、後半が詰め込んでた印象。そして、ヒロイン(ゲーム内の正ヒロイン)の口調がとてもイラッとしたし、少ししか出番なかった他の攻略対象にもイライラ。まぁ、サマラが幸せならいいかというところで読了。2021/05/04
hallelujah
3
悪役令嬢ポジションに転生し、バッドエンド回避のため最強の魔導士である父に愛されるべく奮闘するサマラのお話/後半は父との関わりよりもゲームヒロインとのいざこざやヒーローとの関わりのが多くなるので、思ったよりは父親とのエピソードは少ないかな。転生ものの難しさだけど、ゲームではあの時ゲームではきっと…ていう思考が繰り返されるのは少しなぁと思わないでもなかったけど、ライトに楽しめるお話でよかった2021/09/27
日向
2
★★★★☆2021/02/07
菊地
1
「(転生)幼女」が「お父様」をたらす展開・作品が好き、という理由で読み始めて、ベリーズ文庫らしい軽い読み味で読みたいものが読めたので満足しました。2021/06/13
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- 和書
- パパのかえりがおそいわけ