内容説明
寝具メーカーで働く28歳処女の奈都は、新婚向けベッドの開発メンバーに抜擢される。すると突然プロジェクトを率いるエリート同期の森場に「俺と結婚して」とプロポーズされてしまい!?何でも彼はユーザーの気持ちを知るため疑似新婚生活をしたいというのだ。仕事だからと同意した奈都だが、溺愛されたうえ「昨日は可愛かった」とまるで夫婦の営みがあったかのような言葉をかけられ、もうタジタジで…。
著者等紹介
兎山もなか[トヤマモナカ]
2015年、第9回らぶドロップス恋愛小説コンテストにて最優秀賞を受賞し、『君が何度も××するから』(新潮社プリシラブックス)でデビュー。小説や漫画原作など幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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honoka
8
★★★☆☆幼なじみ同士のオフィス・ラブ。当て馬もおらず、終始おだやかで安心して読めたけど、あまり印象に残らなかったかな。ヒーローは、仕事がデキて策士なんだけど、詰めが甘くてヒロインに手が出せないヘタレな部分もあって可愛かった。2022/08/03
珠李
8
濡れ場が、匂わせ程度で、仕事してる感じの描写があってラブコメって感じで良かった。2020/08/30
かける
3
幼馴染で入社して再会。新規プロジェクトで2週間擬似夫婦として過ごすことに。周囲もヒーローの気持ち判ってて協力してくれて、自身でも外堀埋めようとしてるのに…自分で自分の首絞めてる、ヘタレだ。見てて歯痒く感じる。2023/07/08
れーち
3
★★☆☆☆2019/12/08
miyukiorihara
2
読了! ヒーローがめっちゃ外堀埋めてくのに自分で墓穴掘って埋めきれなかった部分でもがきながらヒロインをものにするのに必死というお話。 もう、どっちももどかしい感があって( *¯ ¯*)ムフフってなりながら読めた。 楽しい作品でした。 この作中のベッド、本当にあったら体感したいなぁという想像をかきたてられました。2020/04/26