スターツ出版文庫<br> きみに、涙。―スターツ出版文庫 7つのアンソロジー〈1〉

電子版価格
¥550
  • 電子版あり

スターツ出版文庫
きみに、涙。―スターツ出版文庫 7つのアンソロジー〈1〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784813706717
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

「涙」をテーマに人気作家が書き下ろす、スターツ出版文庫初の短編集。父親の死から数年後、初めて向き合う異母姉弟ふたりの葛藤を描いた『雨あがりのデイジー』(沖田円・著)、最愛の「彼」から思いがけず届いたラストメッセージで綴られる『君のかけらを拾いあつめて』(汐見夏衛・著)ほか、じっくりと浸れる7編を収録。何度も味わい読み返したくなる物語は、静かに寄り添い、心の奥底へと深く響いていく。そして苦しい日にも、切ない日にも、あなたをそっと、救ってくれる―。

著者等紹介

沖田円[オキタエン]
愛知県安城市出身。スターツ出版文庫創刊を飾った『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』ほか全著作累計60万部超え

逢優[アユ]
岡山県出身。看護師をめざして現在勉強中。『てのひらを、ぎゅっと。』で第8回日本ケータイ小説大賞優秀賞、TSUTAYA賞、ブックパス賞をトリプル受賞し、書籍化

春田モカ[ハルタモカ]
埼玉県出身。2008年デビュー。2014年『呉服屋の若旦那に恋しました』で第2回ベリーズ文庫大賞の優秀賞を受賞し文庫化

菊川あすか[キクカワアスカ]
2017年、野いちご×三月のパンタシアノベライズコンテストで『君が涙を忘れる日まで。』が優秀賞を受賞し書籍化

汐見夏衛[シオミナツエ]
教員として働くかたわら執筆活動。2016年デビュー。2017年、野いちご大賞受賞作『夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く』が11万部を突破

麻沢奏[アサザワカナ]
2011年イアム名義での『放課後図書室』で第5回日本ケータイ小説大賞特別賞を受賞し書籍化。後に麻沢奏名義で〈放課後シリーズ〉全3巻を刊行

櫻いいよ[サクライイヨ]
2015年、スターツ出版文庫創刊を飾った『君が落とした青空』は累計15万部を突破。また2017年からロングヒットの『交換ウソ日記』は累計18万部に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価
 

COSMOS本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しお

23
やっと読了!一気に読みたかったから今まで読めてなかった。全員好きな作家さんだからめっちゃよかった!同じ「涙」がテーマでも全く違うお話で、それぞれの作家さんの個性も出てて、ほんとに読んでよかった!どれも泣ける。特に沖田さんと逢優さんと春田さん、菊川さんと汐見さん、麻沢さんに櫻さんの作品が好き。あれ、全部だ…(笑)うん、全部傑作でした!!2019/06/15

なみ

17
涙をテーマにしたアンソロジー。全部よかったです! どの作家さんも文章が綺麗です。会話文の間の取り方とか、繊細な心情描写とか、すごく丁寧でリアリティがありました。 お気に入りは麻沢奏さんの『ウソツキアイ』ですかね。両片想いのもどかしさが最高に良いです。 あとは菊川あすかさんの『君想うキセキの先に』も、途中で流れは読めたのですが、最後のちょっとしたサプライズが嬉しかった。櫻いいよさんの『太陽の赤い金魚』は、流石だなぁって思ったし、春田モカさんの『名前のない僕らだから』も、嶺くんがめちゃくちゃいい子で好きです。2019/05/01

ナギ

16
涙をテーマにしたそれぞれの短編集ですが、深彫りできるほどのページ数ではないので薄味ですが、良い話が多かった印象です。2021/02/16

12
汐見夏衛さん目当てで読みました。涙に関する7つのお話が集められているだけあって、感動するお話ばっかりでした。私は特に「太陽の赤い金魚」というお話が好きでした。甘くて苦い青春がたくさん詰まっていて、私的には満足でした♪

りるぷん

11
スターツ出版から人気作家さんの短編集。テーマというかタイトルのきみに、涙という事で恋愛系から祖母との別れや思い出系など短編集らしく色んな作家さんの物語が読めるのでよいですね。お気に入りは春田モカさんのと麻沢奏さんのと櫻いいよさんのが特に好みでした。春田さん相変わらずズシッと重い話を来るあたりさすが、麻沢さんのは幼馴染のニヤニヤしちゃうお話。ラスト櫻さんの豪快な祖母と2人の孫のお話はかなりウルってきました。お婆ちゃんネタはかなりきますね泣。どのお話も程よい量で読みやすく質の良い短編集でした満足度★★★★☆2019/05/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13575557
  • ご注意事項

最近チェックした商品