スターツ出版文庫<br> 僕の知らない、いつかの君へ

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スターツ出版文庫
僕の知らない、いつかの君へ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784813703785
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

アクアリウムが趣味の高2・水嶋慶太は、「ミキ」という名前を使い女性のフリをしてブログを綴る日々。そんな中、「ナナ」という人物とのブログ上のやり取りが楽しみになる。だが、あることをきっかけに慶太は、同じクラスの壺井菜々子こそが「ナナ」ではないかと疑い始める。慶太と菜々子の関係が進展するにつれ、「ナナ」はブログで「ミキ」に恋愛相談をするようになり、疑惑は確信へ。ついに慶太は秘密を明かそうと決意するが、その先には予想外の展開が―。第2回スターツ出版文庫大賞にて、恋愛部門賞受賞。

著者等紹介

木村咲[キムラサキ]
2017年8月に『僕の知らない、いつかの君へ』(原題『まだ君のことは知らない』)で、第2回スターツ出版文庫大賞の恋愛部門賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dr2006

43
久し振りに死病やファンタジーに頼らない恋愛小説を読んだ♪キュン度高いけどそれは糖度が自分に合ってるからかもしれない(笑)電話やメール、ブログやLINE等コミュニケーションツールは色々あって、その時々流行ってるツールを否定しないが、「好き」の気持ちを相手に表明するには実際に会って一言「好きだ」と声を出して伝えることに敵わない。相手の表情や動作等の非言語の反応を直に知ることができるからだ。主人公慶太はミキというHNでブログを書いていて、ナナというHNから恋愛相談を受けていた。だがクラスのあの子が実はナナ?え?2019/11/12

ぽぽ♪

35
木村さん、初読みです。一見チャラそうに見える慶太だけど、菜々子に好意を寄せた辺りから好感持てました。慶太に好意を寄せるクラスのアイドルの七瀬も、最初は微妙でしたが、本性出してからは好きでした。嫌な人が出てこなくて安定のハッピーエンドな展開は、安心して読めました。私はこの手の話好きです。2018/03/26

エンリケ

34
気軽に読める高校生のラブストーリー。最初はスクールカーストっぽい成り行きかな、と警戒したがクラスメートは基本的に善人ばかりで好感。何事もそつなくこなす好男子と地味な少女の取り合わせ。よく有るお話だが一味違うのは、ネット上の恋が同時進行する事。ネット上では吐露できる本当の気持ち。それを恋に活かす男子。うーん、些かアンフェアな気がするが、彼女が幸福になったならそれも有りかな。終盤二人の恋は危機を迎える。でも先輩や姉に教えられる本当に相手を想う事の大切さ。最後まで爽やか過ぎるお話。薄汚れたオヤジには眩しかった。2018/01/26

はる

21
最初はよくあるスクールカースト物で地味な子とカーストトップの子がくっつのかって思ってたけど、意外に違ってた。きっと七瀬は嫌な役で森田は暑苦しいキャラだろうと想像してたらめっちゃいいやつで、森田の言うセリフがカッコいい。たまにキモいセリフも言うけど、一途な所がまたカッコいい。最後の本物のミキ登場のブログでお姉さんの気持ちもちゃんと書かれてからの森田の告白も最高だった。後は慶太の行動で締め括られてるのも余韻が残るか素直に捕まえてこいって言える。な2024/03/03

さく

12
クラスのスクールカーストで1軍にいる主人公。姉の名を利用して、趣味についてのブログを更新していると、とあるアカウントからメッセージが届く。なんとなく、気になってそのアカウントを見ていると、クラスのある女子である事が判明する。なんやかんやで仲良くなり、付き合うことに成功し順風満帆だと思っていると、彼女のブログのあるコメントで、それは不安へと変わるのだった、、、、 想像してた急展開とは違っていたけど、読みやすくおもしろかった。個人的には主人公の姉が大好きな森田くんがよかった2020/01/28

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