内容説明
幼い頃から勉強はトップクラス、ピアノのコンクールでは何度も入賞を果たすなど“絶対優等生”であり続ける高2の理穂子。彼女は、間もなく取り壊しになる旧音楽室で、コンクールに向けピアノの練習を始めることにした。そこへ不意に現れたのが、謎の転校生・相良。自由でしなやかな感性を持つ彼に、自分の旋律を「表面的」と酷評されるも、以来、理穂子の中で何かが変わっていく―。相良が抱える切ない過去、恋が生まれる瑞々しい日々に胸が熱くなる!
著者等紹介
麻沢奏[アサザワカナ]
鹿児島県在住。2011年、イアム名義で『放課後図書室』で第5回日本ケータイ小説大賞特別賞を受賞し書籍化(スターツ出版刊)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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