内容説明
あの「ベンチがアホやから!?」という爆弾発言以来26年の間、野球解説者として日本のプロ野球を見守り続けてきた江本孟紀が、今日のプロ野球を作り上げてきた数々の男たちの活躍を活写し、その功績を振り返るとともに、未来のための『再建策』をも提言する。
目次
第1章 07年を回顧する(日本のスポーツ界は全滅の危機;プロ選手が「自分で楽しんで」どうするのや ほか)
第2章 間違いだらけの野球界(やっとわかったか アイシングの愚;筋トレ 九分のマイナス一分の利 ほか)
第3章 知的野球人は存在するか(「えだはすえブシ」の怪 大卒野球人のレベル;進学かプロか ドラフト4位の怪 ほか)
第4章 「大選手」と「名選手」ここが違う(「大」と「名」その差を検証する;名選手、3年で名監督 落合監督の裏表 ほか)
第5章 大選手大監督ならず 名選手名監督ならず(還暦でも熱血で売る 男の中の男;本人がいうんだから 二流の上 ほか)
著者等紹介
江本孟紀[エモトタケノリ]
1947年、高知県生まれ。高知商高、法政大、熊谷組を経て、東映フライヤーズに入団。その後、南海ホークス、阪神タイガースで活躍。現役通算成績は113勝126敗19S。引退後の著書『プロ野球を10倍楽しく見る方法』は大ベストセラーとなる。1992年から2004年まで参議院議員2期。現在はプロ野球解説者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山田太郎
41
なんか読んだことあるようなネタをとりまとめつつ、野村監督は嫌いなんだろうと思いつつ読む。2015/08/05
金吾
21
プロ野球創成期の話かなと思ったら違いました。著者が直接接した選手や監督の話は面白かったです。提言はやや思い付きなのかなと感じる話でした。2023/11/01
v&b
1
読了時期不明。池永投手について、くわしめに書いてある。2018/05/15
anken99
1
エモやん、2007年の著作。移り変わりの激しいプロ野球の世界だけに、近年の話題はタイムリーさがないのは仕方ないとして、王、長島、野村と言う具合に、エモやんが現役時代を過ごしたレジェンドたちに関する話は面白く読めた。口語体かつ、一人称がエモやんなのは、ちょっと辟易もしたが・・・。最後のシメにあった、これからのプロ野球界への提言、これはさすがにスポークスマンらしいものであった。2014/10/08
シロー
1
久しぶりにエモやんの本を読みました。処女作の「プロ野球を10倍楽しく見る方法」を読んだのは小五の時だからかれこれ30年! 変わらぬエモやん節にうれしくなりました。2012/08/05